2009年6月29日月曜日

祖母の三回忌2009.6.28

ちょうど2年前、私の祖母が亡くなった。
このときはちょうど、JICAの試験を受けて結果を待っているときでした。
乳ガンが再発し、入院してから半年後でした。
最初の頃は、記憶力が抜群のいつもの祖母でしたが、後半は鎮痛剤のモルヒネの影響で、幻覚を見ていたのでしょう、意味不明の言葉を私にも言ってくる状態でした。

私の合格の通知が来たのは、祖母の初七日が終わったときでした。
心の中で、これを受け取ったときは複雑な気持ちでした。
こんなに喜べない通知をもらった経験はあまりなかったからです。
でも、もし祖母があと半年生きていたなら、私はここに来なかったでしょう。
きっと、祖母の最後を見届けたいという気持ちが、期待気持ちを上回ったと思います。

私は、幼い頃からおばあちゃん子でした。
寝るときもおばあさんと一緒でした。
学校から帰って来て、お腹がすいたと言うと、大きなみそのおにぎりをよくにぎってくれました。
それがけっこう好きでした。
おばあさんがよく煮る甘いまめも大好物でした。
今、甘い物を食べながらビールを飲めるのも、こんな習慣があったからかもしれません。

一回忌のときには、もうパナマにいました。
今回もまた参列できませんでした。
電話をすると、懐かしい親戚のおじさんたちのにぎやかな声が。
来年こそは参列できます。
そしてお墓にも2年分の報告をしたいと思っています。

2009年6月28日日曜日

昼食をプエルトムチスで2009.6.27

久しぶりに、土曜の朝のゴミ拾いをしました。
今日は、いつも気になっていたスーパーの前のバスの停留所の付近のゴミを集中的に拾いました。
ここだけで、大きなゴミ袋が口切り一杯になるくらいのゴミがありました。
でもこのようにきれいになったので、私もすっきりした朝のスタートが切れました。
この状態がしばらく続いてくれるといいのですが。

昨日、近所に住むY隊員さんと昼食を一緒に食べる約束をしました。
場所はプエルトムチス。
目的はもちろん魚料理です。
前にも一度、ここで魚料理を食べたことがあります。
ここは川沿いの小さな町ですが、魚がとてもおいしいことで有名です。
今日は、「コルビーナ」と「 ? 」というズズキのような魚を注文しました。
これをレモンをかけて、パタコン(バナナをつぶして油で揚げた料理)と一緒に食べました。

Yさんは、大学を卒業後、ボリビアの首都ラパスで1年間ボランティア活動をした経験を持っています。
その後、協力隊員となり、パナマでシャーガス病(チンチェという虫が人間の血を吸うことでかかる病気)をなくすための活動をしています。
そして、スペイン語がとっても上手です。

昼食後、ちょっと釣りをしました。
今日買ったばかりのルアーのロッドで、にごった川めがけて、ルアーを投げました。
予想通り、当たりすらない状態。
でも、足下にいた小さいふぐは、私のルアーの後をくっついて泳いでいました。
次は、いい場所で釣りたいと思います。

バスの出発まで、アイスクリームを食べながら待つことにしました。
そのお店の前にいたおじさんたちの写真を一枚。
一番右側で子どもを抱いている女性は、コロンビア人のようです。
ちなみにこの子は、となりの女性の子どもです。

2度目のプエルトムチスは、楽しい時間を過ごすことが出来ました。










2009年6月27日土曜日

授業中の生徒たち2009.6.26

太陽の日差しがまぶしいくらいのいい天気です。
いつも以上に日なたは暑く感じます。
中庭のバスケットコートでは、体育の授業をしていました。
手前のコートでは、ドリブル中心の練習です。
5m進んで立ち止まりサイドドリブル。また進んで同じことを繰り返します。
向こう側のコートでは、ドリブルシュートの練習をしていました。
ドリブルをして、なぜかゴールの真下まで行ってシュートしていたのが謎ですが。

今日は、高校2年生を担当する、ビキ先生の授業を見に行きました。
前の日に出した宿題の答え合わせをしていまいた。
こんな宿題でした。
 2√5-√5=
 √20+√125=
私の隣で勉強していたこの女の子に、ちょっと問題を出してみました。
私が出した問題はこれです。
 -3-2(1-3)+3(-2+3)=
どうしてかって?
基本計算をちょっと応用する問題が、宿題の中にあったからです。
 =-3-2・(-2)+3・(1)
 =-3+4+3
 =4
こんな基本的な計算からしっかり学習していかなければ、√ の問題もきちんと理解することができないことを感じさせられました。
授業中、分からないところを教え合う生徒がいました。
これはとってもよいことですね。

今日は、算数部屋に見学に来てくれた方がいました。
Sさんご夫妻は、わざわざ首都から見学に来てくれました。
いつもは、国土地理院のようなところで働いていらっしゃる方です。
いつものように、記念写真を撮ってからお別れしました。




2009年6月26日金曜日

授業への情熱2009.6.25

1時間目
高校1年生のサルバドールが担当するクラスの数学の授業を見に行きました。
私たちのセミナーに協力してくれた彼。
日本式の授業の流し方も学んでくれた彼。
生徒に問題を解かせている間は、机間指導でつまづいている生徒を援助。
そんな授業を期待して参観しました。
・・・・。
考え方を変えた後は、日々の授業でそれをどう生かすか、授業前にプランニングしなければなりません。
時間もかかりますが、できないことではないはすです。

これからも、算数が苦手な子をつくらないような算数の授業方法を提案していきたいと思いました。

4時に仕事を終え、通路を通って出口に向かう途中、英語の授業をしているところにおじやましました。
彼女は、英語の先生です。
生徒の英語力のアップに、とても熱心な先生です。
前に彼女とパナマの教育について話したことがあります。
授業時間は短いけれども、授業中の生徒の活動時間を多くしなければいけないという考え方を熱くうったえていました。
生徒が考える時間、練習問題を解く時間、ゲームなどの活動をする時間など、授業プランを立てていました。
パナマには、教科書の指導書はありません。
だから、授業のプランを立てるのも一苦労です。
彼女のような先生が増えることが、パナマの将来にとって、とても重要なことだと思います。

帰り道、中庭では、パレードの練習をする女子生徒がいました。
先生がいなくても、リーダーがしっかりまとめています。
午後の暑さの中で、繰り返し型を練習する彼女たちを見ていると、日本の部活動を思い出します。
そして、部活動指導に燃えていた頃の自分の姿も。



2009年6月25日木曜日

町の掃除と生徒相談2009.6.24

いつも通る道に、クローバーぐらいの大きさの黄色い花が咲いています。
昨日降り続いた雨が、まるでうそのように晴れ渡り、強い朝日に照らされ、いつもよりいっそう鮮やかな黄色が私の目に飛び込んできました。

大通りには、早朝から町を掃除するおじさんと女の子とがいました。
ちょうど親子のような感じです。
ここは、大きなスーパーの近くの交差点で、この道の真向かいには、小さなレストランとパン屋、そしてバス乗り場があります。
こんな場所にはゴミがたくさんあります。
パナマでは、町を掃除する仕事は夜にするようです。みんなが寝ている間に、町をきれいにしてくれているんですね。

学校の通路を歩いていると、前に1人の男の子が歩いていました。
前から気になっていたことがあったので、この男の子を呼び止め、聞いてみました。
「ねえ、カバンの中を見せてくれる?」と。
中ぐらいの大きさのショルダーバックが、やけに軽そうに見えました。
中にはノートが3冊だけ。
日本の高校生もこんなだっけ?
ちなみに、学校には物を置くロッカーもないんです。
教科書はなく、先生が作った教科書風のコピーを学期ごとに買って、授業を受けるのが普通です。

算数部屋で仕事をしていると、ノックの音がしました。
学校で宗教の時間を受け持っている、牧師さんでした。

「ちょっと、生徒と話したいんだけど、部屋を使っていいかな?」
もちろん、こころよく使っていただきました。
話し声が聞こえてきました。
日本で言う生徒の相談にのっているようでした。
家庭の話、異性の話、勉強の話などを聞いてあげていました。

最近、この部屋をいろいろな教科の先生が生徒たちと一緒に使ってくれるようになりました。
だから、今日の朝は、机の天板にきれいな柄のビニールを貼って、気持ちよく使ってもらえるようにしました。






2009年6月24日水曜日

ちょうど1年2009.6.23

パナマに着いたのは、ちょうど1年前。

6月24日です。

飛行機が着陸したとき、「着いちゃった」と思ったことを、はっきりと覚えています。

あれから1年「たっちゃった」んです。

1年間は、私にとって長く感じられました。
1年前とくらべることができる写真を探してみました。


算数部屋の前と今の写真をくらべてみました。

私が来たばかりのときには、上の写真のような状態でした。

前の隊員が作った教材が山のように積み重ねられていました。


この整理から私の仕事がスタートしたのでした。

このときは、どんな気持ちだったのだろう。

きっと、何をしたらよいか見通しが立たず、やれることか
らやろうと思っていたのだと思います。

掃除をするのは好きなので、どんどん模様替えをしていきました。

今は、2部屋ある奥の部屋は仕事用に使っています。

そして手前の部屋には、算数教材を置き、生徒たちが勉強するための部屋にしました。

この上の写真が前の、下が今の学習室の様子です。

今は、毎日のように生徒が算数の質問や自主学習に来るようになりました。

常連の生徒もできました。

後は、先生方がこの教材を使いやすいように、整理していきたいと思っています。

帰りに、学校の正門をバックに記念の写真を撮りました。

あと9か月後にもまたこの場所で記念の写真を撮ろうと思います。








































2009年6月23日火曜日

車いすと机運び2009.6.22

今日の朝会では、7時の始まりの時間に遅れてくる生徒や先生がいつもよりたくさんいました。
校長先生(写真向かって右側)がたまらず、「あなたたちは、何のためにこの学校を選んだの? 将来何になるために学んでいるの? 時間を守ることは義務です。 こんなことでは、将来子どもたちにどう教えるの?」と。
これは、もっともです。
その校長の言葉の後、笑顔で体育館に入ってくる先生が・・・。


その朝会で、車いすが1台寄贈されました。
父の日にある団体から贈られたようです。
校長、教頭(左)とその担当者(中央の2人)に頼まれ、カメラマンに。
これをどう使うのか、見ていきたいと思います。

今日は、ティピコ(伝統的な踊り)の練習があるらしく、ポジェーラ(女の子の衣装)を着た生徒たちが、廊下を忙しそうに行き来していました。
その一人に頼んで写真を撮らせてもらいました。
下はまだ着ていなかったので、上半身だけ撮りました。

ノルマルの校舎の向かいにある男子寮から、新しい机を運ぶ生徒たちがいました。
どうやら、自分の使う机を自分たちの教室に運んでいるところでした。
新しい机は丈夫にできています。その分、ちょっと重いんです。
1つ100ドルもする机は、みんなの両親たちが払ったお金で入ったのだから、落書きなどしないで使うようにと、朝会で校長先生が言っていた言葉を思い出しました。

一方、古い方の机はというと、多くが通路に置かれたままになっています。
その机の多くに落書きがあります。
こっちの場合、机は登校した順にどの机でも使って構わないしくみなので、落書きしても誰がしたかは分かりにくいんです。
しかも、午後は、教員養成課程の生徒や大学生が、その同じ机を使うので、一人一人に記名させることもしにくいんです。

まずは、先生方が注意していかなければならないのでは、という結論になるのでしょうね。









2009年6月22日月曜日

父の日2009.6.21

日本時間との時差14時間。
パナマは日本よりも14時間、時間が遅れているので、その時間分、日にちも1日前になります。
今日は、「父の日」。日本と同じ日が父の日です。
(ちなみに母の日は12月8日です。)
朝食のとき、テーブルにプレゼントがありました。
こっちでは、父ではないのに・・・?
アミンタさんに聞いてみると、「子供を持っている人は父親でしょう。」と。
思いがけないプレゼントの中味は、ハンカチと靴下です。
大切に使いたいと思います。

前から考え、日本から送ってもらった「おたふくソース」と「お好み焼き粉」。
今日の昼食には、これを使ってお好み焼きを作ってごちそうしました。近くのスーパーで、キャベツ、エビ、ベーコン、卵、きざみチーズ、焼きそば用めんを買って準備完了。
キャベツ1個、全部使って4枚焼き上げました。
所要時間1時間半。
そして、焼き上がった物を食べてもらいました。

これが予想以上に好評。
最高のほめ言葉をもらい、私も上機嫌。
これは、日本にいるときに唯一、妻にほめられる料理です。
自分でも最後に焼き終えた1枚を食べました。
おいしい!
これの作り方を教えてくれた、大学時代の広島出身のUくんにも感謝!





2009年6月21日日曜日

セミナー最終日2009.6.20

6時40分出勤。
いよいよせみなー5日目です。
いつものようにまずは折り紙から。
Tさんが「鶴」の折り方を教えました。

1時間目は、かけ算の文章問題を、場面絵を描いてから式を立てる練習です。
サルバドール先生が授業をしました。
Q;1つの袋にバナナが4本入っています。もし、6袋買ったら、バナナは合計何本でしょう?
A;4×6 で 24本 という問題を解きました。
2時間目は、20×3、200×3の問題の解き方を考える授業です。
Tさんが授業者です。
Q;1リブラ20ドルのお肉が売られています。3リブラの肉はいくらでしょう? 
A;20×3 =10×(2×3) = 60ドル という手順で問題を解いていきます。

3時間目は、27×3の繰り上がりのあるかけ算の解き方を考える授業です。
私が授業をしました。
Q;庭の周りに囲いをするためには、27mの針金が必用です。3つの庭に囲いをするには、合計何mの針金が必用でしょう?
A;27×3 =(20×3)+(7×3) =60+21 =81m という手順で考え、筆算式につなげていくという授業です。
午後からは、ホンジュラスに行って撮ってきた、筑波大附属小のN先生の分数の授業のビデオを見てもらいました。
今日のセミナーには、5人の隊員も見学に来ました。
そして、写真を撮り、片付けまで手伝ってくれました。

一番下の写真は、セミナーに参加してくれた25人の小学校の先生方と一緒に撮った記念写真です。
みんなで「OK」サインを出しながら、ハイポーズ!
(本当は、「アイーン」をしたかったのですが、あえなく却下されてしまいました。)
思い出の写真、そしてセミナーになりました。













掃除の前と後2009.6.19

朝、学校の通路の脇のゴミ箱がひっくり返されていることがよくあります。
今日、犯人を見ました。
学校に住み着いているこの犬です。
でも、ゴミ箱のふたの上にこんな状態で食べ終わったゴミを置く方もいけません。
しばらく様子を見ていると、一つ一つを口で引っ張り落とし、食べ残りが入っている袋を探していました。
実に手慣れたものです。
これを掃除のおばさんたちが片付けるのが毎日の朝の光景です。

明日が、5回にわたる算数セミナーの最終日です。
父の日の前ということで?、生徒や先生たちは授業を早々に切り上げ、帰ってしまいました。
(いつもは、12時半が終わりですが、今日は、11時にはすべてのクラスの授業が終わっていました。)
というわけで、セミナーの会場の準備が午前中からできました。
写真は、そのセミナー会場になる音楽室の掃除前(上)と、掃除後(下)の状態です。
いつも掃除と整頓で1時間ほどかかります。
どんなゴミがあるかというと、床には、鉛筆の削りかす(自分の机の所で削るため) 、ノートを丸めた紙ゴミ、飴の包み紙、ペットボトルなどです。
掃除は、この机をお送り、はき掃除。机を並べ、机と椅子と椅子の下の物置を拭くという手順で行います。

写真は、準備の後、Tさんが、明日のリハーサルを行っているところです。

最後の写真は、私の終わりのあいさつ文の下に貼り付けた5円玉です。
このセミナーで出会えたことを「縁」とし、セミナー後も参加者の学校(10校)を回って見にセミナーをしたいという気持ちを表しました。
スペイン語で「縁」は、conexiòn(コネクシオン)と言います。「きづな」という言葉の方が当てはまるでしょうか。

準備も終わらせ、4時半に学校を後にしました。
さあ、最終日もがんばるぞ!






2009年6月19日金曜日

修了証2009.6.18

午前中、スペイン語での授業のリハーサルをしました。
1時間目は、かけ算の文章問題を読んで、場面絵を描いて式を立てるという内容を、サルバドール先生が行います。
こんな問題です。
Q;バナナが1袋に4本ずつ入っています。
  これが6袋あります。
  バナナは合計何本になりますか?
前の時間に学習した、「一つ分」×「いくつ分」という考え方で授業を進めていきます。
こんな感じで、2時間のリハーサル時間が、あっという間に過ぎました。

リハーサルが終わってから、県の教育省に行ってきました。
2日後のセミナー最終日の打ち合わせをするためです。
写真中央のアナマリアさんが昨日は、早起き(AM4:30サンチアゴ発)をして首都まで行ってセミナーの修了証にサインをもらってきてくれました。
おかげで最終日に、先生方に修了証を渡すことが出来ます。
Tさんいわく、「最終日にこの修了証を渡せることは奇跡に近い。」ということだそうです。
遅いときには、2か月ぐらいかかるようです。


ということで、この修了証を持って、奇跡の写真?を撮ってみました。
本当に彼女には感謝しています。

最終日には私からもセミナー受講者の先生方へのプレゼントがありあります。
日本から持ってきた「5円玉」です。
セミナー後も先生方の学校を回るつもりなので、「ご縁」があるようにという韻を踏んで渡そうと思っています。
しかし、問題が2つ。
1つは、これをスペイン語で言えるかどうか。
2つは、5円玉が23枚しかないこと。(参加者は26名)
これは、算数の問題を解くより難しいぞ!



文房具屋クルース2009.6.17

午前中、日本語で、セミナーのリーサルをしました。
今度の土曜日の3時間目、私が授業をするのは、「繰り上がりのあるかけ算」です。
こんな問題です。
Q;庭の周りを囲うためには針金が27m必用です。
  3つの庭を囲うためには、合計何mの針金が必用ですか?
27×3の計算はまだ習っていません。
どうやって27×3の計算をすればいいかを考える授業です。
この授業が、セミナー最後の授業になります。
「終わりよければすべてよし。」なので、がんばります。


午後は、まずよく行く文房具(教材屋)さんに行きました。
この店の名前は「クルース」と言います。
この意味は、「十字架」です。
この店のみんなは日本語に興味があります。
今、数字の読み方を勉強しています。
「いち」「にい」「さん」と、店長を始め、みんなが練習しているところです。
私が店に入るときには、あいさつのかわりに「いち、にい、さん、・・・」と言いながら入るくらいです。
とっても愛想の良い方々です。

その後、いつもの印刷屋さんに。
ここで、先生方から頼まれた教科書のコピーをしてもらっています。
合計46冊分。1冊が200ページ以上ですから、時間もかかります。
でも、いつも笑顔で働く女性ばかりの会社です。
金曜日には、コピーが終わるようです。
土曜日のセミナーでみんなに渡すことが出来ます。
こんな印刷屋さんに来るのが私たちの楽しみになっています。

2009年6月17日水曜日

トンボ2009.6.16

算数部屋に行く階段の踊り場に、最近、トンボがたくさん迷い込んできています。
日本にいる普通の大きさのトンボもいます。
今日見つけたのは、それよりも一回り小さいこのトンボです。
名前は分かりませんが、頭からしっぽの先までで3cmちょっとでした。
写真を撮った後、すぐに逃がしてあげました。
以上、すべて鶴崎さんがしたことです。

今日は、先生方から注文を受けてた教科書のコピーを、印刷屋さんに届け、セミナー最終日に渡すCD(セミナーのすべてのデータが入っている)の中味を整理しました。
以上、これもTさんが中心になってやってくれました。

私は何をしたかって?
カメのようにゆっくりと自分の授業の準備をしていました。
力強い隊員と一緒に仕事ができて本当に助かっています。

2009年6月16日火曜日

新しい机が来た!2009.6.15

朝、学校の脇に大きなトラックが止まっていました。
トラックには新しい机がたくさんのせてありました。
帰りには廊下は、こんな感じになっていました。
それもそのはず、全校生徒分の机ですからね。
古い机はどうするのでしょう?
これからいつもより大きな机で勉強するようになります。
教科書とノートを一緒に見ることができるでしょう。
生徒たちがよい環境で勉強できることは、とてもすばらしいことです。

何日か前から、このポスター?が図書室の前に置かれています。
高校3年生の卒業写真の申し込みのためのものです。
いろいろなポーズで写真を撮ることができます。
こっちの高校生は、化粧やピアスをしているのが当たり前なので、卒業写真というよりも、芸能人のプロマイド写真のような感じがします。





弓道練習(8回目)2009.6.14

日曜日に練習を変更してもらい、いつものように9時30分から練習を始めました。
前半は弓を使って弓道八節の練習です。
「自然体」→①足踏み→②胴づくり→③弓構え→④打ち起こし→第三→⑤引き分け→⑥会→⑦離れ→⑧残身→「弓倒し」 の順で練習しました。

休憩時間に弓道八節の意味の説明です。
私のスペイン語力でも、何とか分かってもらえたかも・・・。

後半は、ゴム弓を使って2人1組での練習です。
私がいないときでも練習できるようにしたいのです。
「ひじがちょっと高いですよ。」
「弓手がちょっと低いですよ。」

と真剣に教え合う姿を見ながら写真を撮りました。

あと、3,4回練習したら矢を打つところまでやってみたいと思っています。
あと9か月の間にみんなで弓道の発表会をするのが、今の目標です。



隊員総会と歓送迎会2009.6.13

朝9時30分から始まった隊員総会は、白熱した議論で12時過ぎまで話し合いが行われました。
隊員総数21名。だいぶ少なくなりましたが、話し合いは大きく6つの議題を議長のTさんの進行で、納得のいくまで議論していきました。
この話し合いの後、JICA事務所の調整員さんとの話し合いも行われ、昼食を食べたのは、午後の2時を回ってからでした。

夜は、歓送迎会です。
今回は19年度1次隊が帰国します。
3人の隊員が、2年間の思いを語り、2時間半の会を締めくくりました。
なぜ私がマイクを持っているかって?
パナマ隊最高齢のため、隊員会会長になったので、しめの言葉を言っているのです。

いつものように2次会は、こんな感じでわきあいあいとたわいもない話をして、長い夜を過ごしました。

3日後に帰る隊員にとっては、思い出の夜になったことでしょう。
私は、午前2時前に深い眠りに・・・。





安全対策会議2009.6.12

強の午前中、久しぶりに首都のパナマシティに上がりました。
いつもの時間に朝食を食べていると、お母さんがお弁当を作っていました。
「今日は、首都に行くのでいいんですよ。」と言うと、「よかったら持って行って。」と。
このお弁当は首都のテルミナル(中央バス停)でおいしくいただきました。
2時からは、グラナダというホテルで安全対策会議に出席しました。半年に1回、JICA関係者が全員出席するこの会議があります。
パナマも最近は、危険になってきているんですよ。

安全対策会議の後、ホテルで出された軽食を夕食代わりに食べていました。
サンドイッチにナゲット、チョコレートケーキにコーヒー。
なんとぜいたくな。
みんなは帰ってしまいましたが・・・。
そこで写真のIさんご夫婦とお会いしました。
Iさん(旦那さん)は、3月末にパナマに来たシニアボランティアさんです。
うれしいことに、私のこのブログをずっと前から見てくれていたということなのです。
うれしくなったので、一緒に写真を撮らせてもらいました。

チョコレートケーキとサンドイッチの食べ過ぎで、この夜は胃がもたれてしましました。




2009年6月11日木曜日

生徒がゴミを拾う・・・2009.6.10

今日も試験があります。
中庭にあるベンチに座り、朝から勉強する生徒たちがたくさんいました。
この男の子2人も、自分の書いたノートを手に、何かを覚えていました。
私が写真を撮った後、左の男の子からこんな質問がありました。
「日本の学校はいつ始まっていつ終わるの?」と。
4月7日ごろに始まって、3月24日ごろに終わることと、夏休みが1か月ぐらいしかないことを伝えました。
それを聞いて、とても驚いていました。
どうしてかって?
こちらの学校は、12月で終わり、1月から3月までの3か月間は休みになるからです。

算数部屋でも、朝から生徒たちが勉強していました。
その1人、シンプリアーノくんと一緒に写真を。
玄関にある掲示板には、生徒が書いた絵が貼られていました。
この数枚の絵は、すべてゴミをテーマにした絵(ポスター)でした。
今週の月曜日の朝会で、校長先生がゴミをなくしていこうと生徒たち
に呼びかけていたことを思い出しました。
近い将来、この絵のような活動をする子どもたちがでるといいなと期待させる絵です。
玄関から算数部屋に向かう廊下には、いつものようにゴミがちらかっていました。