2009年9月30日水曜日

弁当とラジオ局2009.9.29

日本文化紹介の昼食の弁当を頼むだけで、校長と教頭の許可が必要だと言われて、前の日にNOTA(許可状) を書きました。
今日は、そのNOTAにサインをしてもらえたかどうか、教頭のところに行くと教頭は忙しくていないと言われ、出直すことに。
午後になって、教頭とお弁当について話をしました。
どうして許可状が必要だったかというと、学校の食堂で作ってもらうために必要だったようです。
そこで、メニューと値段を聞くことにしました。
秘書と校長と私の3人で。
私「1人分いくらですか?」
秘書「2.5ドルぐらい?」
教頭「いくら出せるの?」
私「いくらなのか聞きたいだけです。」
教頭「だれが払うの?」
私「日本大使館です。」
教頭「じゃあ、3.5ドルね。」
私「高い!高すぎるよ!」
そして、私は怒ってその場を去りました。
普通2ドルちょっとなのに、大使館が払うって聞いた瞬間に高値を行ってくるあたりが許せなかったのです。
日本はお金があるから、これくらい出せるでしょうって感じでしょうね。
その後お弁当は、英語科の先生に聞いて、違うお店で3ドルで注文することができました。

今日は、県内に放送をするラジオ局3局に、文化紹介の宣伝をしてもらうお願いに行きました。
カウンターパートのホセさんが車で連れて行ってくれ、交渉もしてくれました。
(いつもいやな顔をせず、協力してくれるホセ先生に感謝)
有料のところも無料で。
1つは、10/1の朝8:30~9:30の生番組で放送します。これが私の初パナマラジオ出演です。もちろんスペイン語でね。これが心配。

4時ぐらいからT隊員が文化紹介の仕事の手伝いに来てくれました。
そして、発表会の会場に掲示するプログラムが完成しました。
だんだん文化紹介らしく環境が整ってきた感じです。







2009年9月29日火曜日

高校3年生の教育実習初日2009.9.28

先週の金曜日、カウンターパートのホセ先生から、来週から高校3年生の教育実習が始まることを聞きました。
その初日の様子を見るため、朝6時に待ち合わせ。
私は30分遅れ、6時半に学校に到着。
ホセ先生は、とうとう来ませんでした。

とにかく学校のワゴン車に乗って7時近くになって出発。美術のレイナルド先生と一緒に行きました。
40分ほどして、ラ・メサ小学校に到着。
ちょうど、朝会中でした。

ここで教育実習をする実習生は7人。
ちょっと緊張した様子で、それぞれがあいさつをしていました。
そのあいさつを真剣に聞く子どもたち。
その様子がとても新鮮でした。

朝会が終わり、校長先生にあいさつをしました。
そして、ミニセミナーと文化紹介の宣伝を。
校長先生は、このミニセミナーを気に入った様子で、全部の先生を受けさせると張り切ってしまいました。
すかさず私が、「まずは受けたいかどうかを先生に確認したい。」と言うと、全教師を集合させ、「日本の算数の技術を学びたい人は?」と、みんなに半ば強制的な雰囲気になっていきました。

これはちょっと大変なことに・・・。
全員の先生を対象にすることはできないことを伝え、 算数の授業参観に。
最初は6年生のクラス、次に5年生のクラスを見せてもらいました。
6年生のクラスでは、「ピタゴラスの定理」の計算問題をしていました。難しい内容なので、もっと簡単な方法で証明する教材を先生に紹介し、それを学びたいときには私のオフィスに来てほしいことを伝えました。
5年生のクラスでは、分数同士の計算問題の学習でした。ここでは、1/4+1/2の問題を子どもに聞いてみました。すると、子どもたちから出た答えは、2,6,8などでした。どうしてかと理由を聞くと、分子同士を足すと2、分母同士を足すと6,全部の数字を足すと8、だからだそうです。
まったく分数の意味が分かっていなかったので、少し授業をしてみました。

私が説明している横で、子どもたちのノートを一生懸命チェックする先生を横目で見ながら、分数の意味を理解して計算してほしいと願いながら・・・。









2009年9月28日月曜日

的に向かって2009.9.27

朝6時に起き、昨日と同じ海沿いの道を走りました。
すがすがしい空気と静かな雰囲気の中を。
昨日、2往復したせいか、ちょっと足が重かったので、朝は1往復(5km)だけ。

今日は、13回目の弓道練習の日。
そのためにサンチアゴから来たのです。
参加したのは7人。
来週の日本文化紹介に参加するメンバーです。
そして今日がその最後の練習日。
的を置いて打つ練習です。
本番と同じように、2人1組での練習。
前の人が「打ちおこし」をしたら取りがけ、「離れ」たら打ちおこしをするタイミングも教えました。
みんな飲み込みがとても早いです。
きっと、集中しているからでしょう。

来週、パナマ初のパナマ人による弓道の演舞です。
パナマにとって記念すべき日になるでしょう。
ちょっと大げさすぎるかもしれませんが・・・。



テルミナルの人だかり2009.9.26

昼のバスに乗り、サンチアゴからパナマに移動しました。

私が昼頃パナマに行くと言うと、アミンタお母さんは、11時過ぎにお昼を作って出してくれました。
お米は日本米です。
先日、実家から送ってきたお米の一部をお裾分けしてあったのです。
そのわずかのお米を大事そうに、いつもは使わない炊飯器を使って炊いてくれました。

パナマのテルミナル(バスターミナル)に着くと、なんだかすごい人だかりです。
そして音楽が聞こえてきます。
見ると、誰かのコンサートのよう。
両側では、ティピコのダンス(パナマの伝統的な踊り)をする男女が。
この人たちが有名人かどうかは分かりませんでしたが、しばし見学。

そしてバスで隊員連絡所にいきました。
夕方、海沿いを走っていると、調整員のNさんとばったり会いました。
彼とは、11月22日のハーフマラソンに参加する予定です。
走る仲間が増えることは、とてもうれしいことです。


2009年9月27日日曜日

柔道の練習2009.9.24

今日も1日、文化紹介の仕事をしました。
午後からは、近くの学校に勤務するS隊員が手伝いに来てくれました。
午後6時半から、柔道団体との打ち合わせをしました。
文化紹介に土曜日だけ参加したいとのことを確認し、その後、練習を見せてもらいました。
子どもたちは、体力作りの練習から一生懸命取り組んでいました。
1枚目の写真は、一本背負いの型の練習でした。

この体育館では、柔道だけでなく、体操やボクシング、重量挙げなども練習していました。
みんな運動能力が高く、驚きました。
指導者さえしっかりいれば、けっこういい選手も育つ環境なのではないかと思います。




2009年9月26日土曜日

ポスター貼り2009.9.23

集金してまもなく、算数部屋をノックして入ってきた2人の生徒。
手には、ハートの形のキャンディー。
1つ50センターボ(50円)。
募金活動の一環として、毎年やっているようです。
今回は20歳から30歳までのハンディキャップのある人々を、支援する目的で行っていました。
私も協力しました。
このアメ、なかなか小さくなりません。
最後はかじってしまいました。
こんな大きさのアメをなめるのは、子どもの時以来かもしれません。

午後3時過ぎから、中央通り沿いのお店に日本文化紹介のポスターを貼ってもらうお願いをしに行きました。
ここは、「スピーゲル」。
電気屋さんのようなホームセンターのうようなお店です。
この時間はお客さんが少なかったせいか、店長を始め店員さんたちが、文化紹介について質問の嵐。
おまけにポスターは、この2人がていねいにお店の出入り口の目立つところに貼ってくれました。

こんなことを、いやな顔をせず笑顔でやってくれるところは、パナマの人たちのいいところです。

パナマ・ビエホを持ち上げた?2009.9.22

2003年に世界遺産に認定された「パナマ・ビエホ」。
今日はこの中でも、最も名物になっているこの塔を持ち上げてみました。
このポーズをとるだけで、手首と腰が痛みました。

今日は、エル・サルバドルからやってきた3人組と一緒に、半日だけの市内散策。
お昼を博物館の前のパナ飯屋さんで買い、近くのベンチに座って海を眺めながら食べました。
今日は海からの風がなかったので、におわずにおいしく食べることができました。

それからパナマ・ビエホ。
入り口でJICAと言うと、入場料は免除。
記念写真撮影会の後は、向かいの店でお土産を買いました。
そして1時間が過ぎ・・・。
博物館見学はなしに・・・。
女の子たちは買い物が大好きなのですね。
そんなことがよく分かったひとときでした。

私もモラを2枚買いました。
いつも買うお店でしたが、いつものおばさんが今日は休み。
でもおじさんにまけてもらいました。
2枚で70ドルのところを55ドルに。

帰り道、こんなへんてこな木があったのでぶら下がってみました。

こうしてエルサル3人娘との短い散策を終えました。

「パナマは安全なんだね。」
と繰り返し言っていた彼女たちの言葉が、心に残りました。






エスピリート・サントとカエル2009.9.20

エルバジェ散策2日目。
少し肌寒いくらいのすがすがしい朝。
外のブランコで読書。
鳥のさえずりを聞きながら・・・。
おいしいパンとコーヒーを飲みながら、スクランブルエッグにフルーツ。

8時にHさんに迎えに来てもらってホテルを後にしました。

アプロバカの施設内では、無数のランを育てています。
その中でも、パナマの国花である「エスピリート・サント」をだけを育てているハウスがあります。
私は、その中の1本(1株)の持ち主になっています。
残念ながら、私の球根からは花は咲いていませんでした。
近くの球根からは、かわいらしい白い小さな花が顔をのぞかせていました。
来年は咲くといいのですが・・・。
来年の今頃は日本に戻っていますから、咲いていても写真でしか見ることができないのが、ちょっと残念です。

この後、動物園に行きました。
5回目の動物園。
今回、初めてカエルの展示室に入ることができました。
中米には、日本とは違ったおもしろい色や形のカエルたちが住んでいます。
パナマでもっとも有名なのは、黄金のカエル。
といっても黄色いカエルですが。

私が気に入ったのは、最後の写真にあるカエル。
どことなく、怪獣のような顔つき。
ガメラ?
ゴジラのライバル?
そんな顔に見えたのは私だけでしょうか。

カエルをたくさん見たので、今日はエルバジェから「帰る(戻る)」ことにしました。











エルバジェのエコツアー2009.9.19

エルバジェ5回目。
今回は、エルバジェ初のT隊員とシニアのI夫妻と4人でインデアナ・ドルミーダに登ってきました。
エルバジェの町は、標高600m近くあります。
今日登った山の山頂は900mぐらいです。
約1時間かけてゆっくりと登りました。
途中、小さな滝の下で水遊びをする子どもたちがいました。
岩の上から飛び込んでいて、楽しそうでした。

ここから少し登ったところに、昔の人が書いたのではないかと言われている、岩に書かれたカエルがいます。
でも、ここから「帰る」わけにはいきません。
頂上まではもう少し。
ガイドさんと、短期シニアボランディアでここエルバジェで活動しているHさんと一緒にさらに登っていきました。

山頂に着く頃には、雷と雨。
午後には決まって雷と雨が降るのです。
びしょ濡れになりながら下山。
途中から雨はやみましたが、道はぐちゃぐちゃ。

この後、滝を見てアプロバカに戻りました。

パーク・エデンに泊まるのは2度目でしたが、暖かいシャワーを浴び、夕食と歓談の後、静かに眠りにつくことができました。


2009年9月24日木曜日

理科室2009.9.18

近くのラ・ペーニャ高校に化学のボランティアとして活動し始めたS隊員が、ノルマル校に来ました。

理科主任のチャン先生に頼んで、まずは理科の授業参観。
科学の授業は2学期で終わってしまったので、高校1年生の物理の授業を見させてもらいました。

それから、理科室の見学。
チャン先生がていねいに、案内と説明をしてくれました。
理科室は、日本と比べると薬品や実験器具はそろっていません。
教育省からもらったものも、段ボールに入って使われていないものが多く見られました。
実験器具や薬品は、多くが日本製の物でした。
ここでこんなに日本製の物が見られるとは、思ってもみませんでした。
その中でも、この「速球王」に感動!
自分の投げたボールのスピードが分かるというすぐれもの。
スピードの測定で使うのでしょうか?

10時過ぎになって、ようやく学校の車が使えると言うことで、ホセ先生と小学校回りの続きをしました。
今日は9校回りました。
この日は、ノルマルの高校2年生の2週間の教育実習の最終日でもありました。
ある小学校では、別れをおしんで、生徒たちが子どもたちのノートにメッセージを書いている姿が見られました。
こうして、将来、小学校の先生になろうという決意を強めていくのでしょう。

わたしは、日本文化紹介のポスターを貼ってもらえるようにお願いしました。
日本文化に興味を持ってくれる先生が多いようです。
それだけに、責任も重くなってきた感じです。

イベントの説明をしていると、日本人であるという自覚が強くなっていくような気がします。
これが、日本人としての誇りにつながっていくのでしょう。







柴を刈るペーニャ2009.9.17

ノルマルの中庭の柴を刈るペーニャさん。
彼は学校の修理だけでなく、こんな作業もするオールラウンドプレーヤーです。
日本で言うと用務員さんのような仕事をしています。
「大変だね。」と言うと、
「ほんのちょっとだよ!」と笑顔で答えてくれました。
私も負けずに働かなくては・・・。

今日はホセ先生と、10月末に行う第2回n算数オリンピックの招待状を5つの小学校に置いてきました。
ついでに、ミニセミーと日本文化紹介の宣伝も。

お昼にはノルマル生徒が質問に来たので、1時間ほど教えました。
久しぶりの質問でした。
試験が近づいてきたということでしょうか。

打ち合わせ2009.9.15

午前中にJICA事務所で、午後から大使館で、日本文化紹介の打ち合わせをしました。
お昼休みには、元隊員で、現在大使館に勤めているUさんと文化紹介の時に着るTシャツの注文に行きました。
値段と期日の折り合いがつかず、3件目の店へ。
ここで注文することにしました。
Uさんはお昼ご飯も食べずに、付き合ってくれました。
一人では何もできない自分を痛感・・・。
そして感謝の気持ち・・・。

できあがってくるTシャツを見るのが楽しみです。

県道の稽古2009.9.14

弓道を練習しているノリエガ先生たちのグループは、週に3回、剣道の練習をしています。
月曜日の今日は、夜の6時から8時まで練習をする日でした。
その練習にM隊員と参加してきました。
まずは、準備体操。
そして素振り。
汗が出てきたころに防具をつけての練習に入りました。
2人組になっての回り稽古。
面、小手面、小手面胴、小手胴・・・。
それからかかり稽古。
3分で息があってしまいました。
かれこれ20年前、体育の教師を目指していた頃、大学受験を剣道で受けて以来の防具を着けての練習でした。
いい汗をかくことができました。
M隊員は、今度の日本文化紹介で、剣道の演舞を見せてくれることになっています。

練習の後、コロンビア料理の屋台で”アレパ・コロンビアーナ・エスペシアル”を食べました。
トウモロコシの粉で作ったパンの中に、肉や野菜をはさんで食べる、サンドイッチのようなものです。
ちなみに値段は2ドル(200円)。
今日もたくさんの人が並びました。
屋台の裏で食べていると、この母子が話しかけてきました。
意気投合し、持っていた竹刀を使って写真を撮ってみました。
のりのいいところがパナマ人のいいところです。







ドミニカのS隊員と2009.9.13

12回目の弓道練習会。
今日は念願の矢を射る練習です。
一通り基本練習をしてから、一人ずつ矢を打ちました。
1人3回ほど。
20mくらい先においた的をめがけて。
みんな真剣にねらっています。
一人だけ、このクリスチァンが命中!
大きな拍手が起きました。
10/3の日本文化紹介に向けて、みんな真剣です。

午後から、ドミニカ共和国からパナマに来ていたS隊員と会いました。
2人でパナマ・ビエホとアルブルックのモール街を散策しました。
アルブルックの中には、こんなキリンがいます。
カバも象も・・・。
とっても大きなモール街です。
どのくらい大きいかって?
茨城の海浜公園近くのジョイフル本田くらい大きいんです。

そしてアマドールで、パナマの夜景を見ながら夕食。
とてもゆったりとした時が流れていきました。





















歓送迎会2009.9.12

写真の隊次の歓迎会と送別会がありました。

前日から、幹事の隊次が料理の買い出しと仕込みを、念入りにしていました。

当日は、大使夫妻からの差し入れをはじめ、シニアの方や事務所の方からもたくさんいただき、豪華で心のこもった会になりました。

特に、19-2の最後のあいさつには、2年間の想い出と苦労がつまっていました。
でも、みんなの顔は晴れ晴れとし、うれしそうに見えました。

後輩隊員からは、それぞれ「モラ」が手渡されました。

「モラ」をもらって、帰ってもらう!
ってことでしょうか?

これを読んで、怒ってモラっては困ります。

たまってしまったブログを一気に書きたいと思います。









第2回安全対策会議

6月に行った第1回目に続いて、今日、第2回目のパナマでの安全対策についての会議が、ホテルグラナダでありました。

このホテルでは、間食においしいお菓子やフルーツなどが出るので、隊員の中ではそれを楽しみにしている人も多いんです。
もちろん私もその一人です。
前回はケーキを食べすぎて(10個以上)、気持ち悪くなったので、今日はフルーツを中心に食べました。

日本からパナマに来てくれた関口さんの話に、みんな聞き入りました。
最後は3つのグループに分かれて、それぞれのテーマについてのパネルトーク。
女性が自分の身を守るために、どんなことに注意すべきかが、このテーマでした。
パナマのボランティアの2/3は女性です。
だからこそ、今日のテーマは大切でした。

2009年9月16日水曜日

カニャーサス・アバホのミニセミナー2009.9.8

カニャーサス・アバホ小学校の1,2、6年生のクラスで、ミニセミナーをしました。

はじめに1年生担当のフランシスカ先生の授業です。
10のまとまりの基本をおさえて、合わせて10になる足し算の学習をしました。
後半はプリント問題。
フランシスカ先生は、ていねいに個別指導していました。

次は、2年担当のマリア先生。
かけ算の学習です。
途中でマリア先生に授業をしてと頼まれ、急きょ問題を作り、授業をした。

問題;このクラスの人数をかけ算の式を使って計算しましょう。

クラスには19人います。
たてに4人ずつ4列。
あとは、3人の列が1列。

式は、4×4+3です。
マリア先生も考えていました。
考える算数は、とても楽しいということを知ってほしいと思っています。

最後は、6年担当のセニール先生。
分数の授業です。
私が作ってあげた3つのペットボトルのうちの、1個がない!
だからか、ペットボトルを使った説明をしないで練習問題に・・・。
どうしてペットボトルを使うのかと言うことを、分かってもらえるまで話合っておくことは、とても大切なことですね。






ウミガメの産卵2009.9.5

イベントが終わり、今日は海に行きました。
トノシからバスで40分ほど走ると海に出ます。

目的は、ウミガメの産卵を見るためです。

9月はウミガメが浜辺で産卵する季節です。
イスラ・カーニャと呼ばれるところでは、潮の満ちる夜に、ウミガメたちが産卵に海からあがってきます。

その島?までは船に乗っていきます。
潮の満ちる時間に船が出ます。
船に乗って10分ほどで島に着きます。


島に着き、夜までは時間があったので海に泳ぎに行ってきました。
空は、とっても気持ちの良い快晴です。
人はまばら。
というより、数人しかいません。

それから、船着き場のところで釣りをしました。
私が1人で釣りをしていると、近くのおじさんや子どもが近寄ってきました。

そんなとき、この大きな鯛が釣れました。
記念に写真を撮ってもらいました。
一緒に写っているのは、ずっと釣りを見ていた少年です。

夕食を済ませ、夜8時過ぎからウミガメ探し。
ガイドのおばさんの後に続いて・・・。

1頭発見。
どうやら卵を産み終わって卵の上に砂をかけているところのようです。

続いて2頭目発見。

最後の3頭目は、卵を産むために海からあがってくるところでした。
その亀が卵を産むところを、ペンライトで照らしながらみんなで見ました。
ときどき休みながら、100個近くの卵を産んでいました。
目から涙を流しながら生んでいると、ある隊員は言っていました。
それくらい大変なことなんです。
海に帰っていく母亀の姿は、人間のようにも見えました。

明るい月明かりの夜に、よい思い出ができました。






トノシへ2009.9.4

パナマの南にあるアスエロ半島。
そのほぼ真ん中にある「トノシ」という町には、看護師として活動する隊員がいます。
今日は、このA隊員の活動に参加してきました。

前の日に、サンチアゴからバスを3つ乗り継ぎ、約4時間かけてトノシに着きました。
初めて訪れるこの地は、小さい町ならではのアットホームな感じがする町でした。

この日の私の仕事は、イベントの宣伝です。
そして、折り紙の手伝い。
最後によさこいソーランを踊ることです。

この町には、とてもかわいらしい女の子が多いようです。
その中でも、かわいらしかった2人の女の子と写真を撮らせてもらいました。

このイベントを手伝った9人のボランティアたち。
前日夜のそさこいの練習のかいがあって、この日の踊りは、大きな拍手をもらいました。

原爆の資料を見てくれた人たちに、平和へのメッセージを書いてもらいました。

そのメッセージを、パナマの踊りを披露してくれた小さな女の子と持って写真を撮りました。

日本人として、この原爆についてどう考えるか、写真を見ながら深く考えました。

この子たちの目には、原爆はどう映ったのでしょうか?