2010年1月30日土曜日

止まれ!2010.1.29

朝の通勤途中、ふと道の脇を流れるどぶ川のところに「サギ」が一話いました。
日本のサギと同じ姿ですが、このどぶ川にいるのは初めて見ました。
乾期なので田んぼに獲物がいないのでしょうか。
ここには大きな亀がたくさんいます。
まさか亀は食べないでしょうが・・・。

ALTOという表札はよく見かけます。
これは「止まれ」という意味があります。
日本で言う「一時停止」のマークです。
ほとんの車は守りませんが。
そればかりか、信号無視もとても多いんです。
信号の数は日本の1/10以下でしょう。
いや田舎では、信号すらありません。
最近よく、夜大きな衝突音が聞こえてきます。
車同士の衝突の音です。
一時停止をしない車が多い国なので、歩行者も危険です。
曲がるときもほとんどの車はウインカーを出しません。
歩く方が予想していないと巻き込まれてしまいます。
日本人がパナマに来たら、車は止まってくれないと思って歩かなければなりません。

イングリスちゃん8日目の算数の勉強です。
頑張っています。
宿題もしっかりやってきます。
でも、ほとんど間違いです。
正しいとき方を教えて、それを消して、もう一度同じ問題を解いて、間違ってもう一度同じ問題を・・・。
2時間で2問だけ繰り返し解きました。
今日は=と+、-の位置を真ん中にすることをしっかり教えました。
でも小学生の時に、ノートに整理して書く習慣を身につけておけば、こんな間違いはしないのに・・・。
やっぱり、ちょっとしたミスを防ぐためには、ノートにきちんと書くことが大切です。
日本の学校の先生のように、ノート指導をしっかりしてくれる先生を育てていきたいものです。






2010年1月29日金曜日

町の風景2010.1.28

最近、特に午後になると強い風が吹きます。
そのせいか、昨日の帰り、道の脇の電柱が根本からぼきっと折れていました。
今日の帰りにも直していませんでした。
なんとか電線が支えている状態ですが、ふと見るととなりにあたらしい電柱が立っていました。
明日にでも電力会社が来て直すのでしょうか。

町の大通りでいつも気になっているのがこれです。
(2枚目の写真)
もうかれこれ1か月以上は置いてあります。
下には「売ります」と書かれています。
いつ買い手が見つかるのでしょう。
いっったいいくらで売るつもりなのでしょう。
どうやって運ぶのでしょう。

この近くにこんな看板がありました。
2月の第3週には、あちらこちらでカルナバルがあります。
カルナバルって何か調べてみました。
カトリックの国で、キリストの復活祭の46日前の日から3日~1週間ぐらい行うお祭りのことだそうです。
キリストの復活祭が3月21日前後なので、ちょうど2月のこの週がカルナバルになるようです。
カルナバル期間は、ほとんどの仕事が休みになります。
パナマでは、ラス・タブラスという町の水かけ祭りが有名です。
乾期の水のない時期に、水を大量にかける祭りなので、断水にならないかちょっと心配です。






2010年1月28日木曜日

久しぶりにホセと2010.1.27

いつものようにいつもの道を通って学校へ。
9時出勤になってから、朝がゆっくりになりました。
その分、1時間ぐらいスペイン語の基本の勉強をするようにしました。
こちらに来て1年7か月。
こんなにもスペイン語が話せない隊員も過去にいなかったのではないでしょうか。
勉強した後は、なんだか話せるような気がするので不思議です。

今日も午前中、イングリスちゃんが算数の勉強に来ました。
今日で6日目です。
たぶんこんなに続けて来た子は、彼女が初めてだと思います。

午後、最終報告会用の活動報告のプレゼンテーションを作っていると、カウンターパートのホセ先生がやってきました。
今年になって初めて会いました。
ミニセミナーの受講者たちのアンケート結果を集計して持ってきてくれました。
そこで、日本のセミナーの仕組みの話になり・・・。
しどろもどろ・・・。
日本とパナマの仕組みがあまりに違いすぎて、図を描いてイメージをもってもらい、ちょっとは理解してもらうことができたのではないかと思います。
「どうしてセミナーに参加してもポイントがもらいないの?」
(パナマは40時間のセミナーを受けると0.5ポイントもらえます。)
「どうして1つのセミナーは、1日か2日しかしないの?」
(パナマの普通のセミナーは、5日間で40時間受けなければなりません。)

自分の説明したい気持ちと、語学力の差があまりにありすぎて・・・。
情けない気持ちでいっぱいになってしまいました。

今日、「1リットルの涙」を読み終わりそうです。

2010年1月27日水曜日

パナマ通信70号達成2010.1.26

2008年4月から書き始めたパナマ通信が、70の大台に乗りました。
残りあと52日余りですが、目標80号目指して書き続けたいと思います。
この通信は、母校の茨城県常陸太田市立水府小学校と筑波JICAに送らせていただいています。
ほとんどが写真ですが・・・。

世界HOTアングル2010.2.25

今日は仕事を休み、事務所に駅伝の報告と、「世界HOTアングル」の原稿を書きに行きました。
テーマは「駅伝でつなぎ伝える日本人の心」です。
これに載ったら、ぜひ見てみてください。

コロン・パナマ駅伝大会2010.1.24

午前2時20分起床。
午前3時第1号車、連絡所出発。
午前4時15分、コロン到着。
朝というよりも、夜中に起きて出発したといった方がよいでしょう。
昨夜はなかなか寝付けず、夜の10時過ぎにやっと眠りにつくことができました。
午前5時09分、第1区スタート。
駅伝の開始です。
真っ暗な中、1区と2区が走りました。
午前6時20分、第3区の私の番がやってきました。
予定時間よりもちょっと早い到着に、みんなの調子の良さが分かります。
3区は最初2kmほどの登りの後、3kmの長い下り。その後また2kmほどの登りと、ちょっとしたアップダウンで終わるコースです。
目標 35分以内!
結果 36分11秒。(8kmちょっとぐらい)
目標には及びませんでしたが、私の力を十分発揮できた記録です。

4区からもみんなの調子の良さのおかげで、ゴールは目標の6時間半を達成することができました。
結果  6時間33分 27チーム中12位。


ゴールには、日本大使ご夫妻も応援にかけつけてくれました。
みんなで撮ったこの一枚が、私の大きな思い出になりました。

来年は私はここにはいませんが、この駅伝出場が、日本人チームの伝統になってくれることを祈ります。






日本人学校運動会2010.1.23

パナマ 日本人学校の運動会を見に行ってきました。
学校は、私たちが首都に来たときに泊まる家の向かい側にあります。
朝9時過ぎに運動会の入場行進が始まったようです。
(大きな音の行進曲が流れてきました)
開会式に行くと子どもたち18人が横一列に並んで、校長先生の話を聞いていました。
(子どもの数は、小中学生合わせて18名です)

運動会の流れは、日本のものと全く同じです。
種目も、徒競走、大玉転がし、玉入れ、応援合戦などがありました。
私たち一般参加者が出られる種目もあったので、3種目ほど参加させてもらいました。
まずは、オクラホマミキサーでみんなとダンス。
続いて障害物競走で1位になる。
そして玉入れで白組になり、最後の1つを私が入れそこねて、赤の勝利。
参加する立場だったので、気楽に楽しめました。
ただ、係の子どもと先生は大忙しです。
人数が少ないって大変なんです。

午後から、明日の駅伝大会の代表者会議に、N調整員さんと行ってきました。
第3回をむかえるコロン・パナマ駅伝大会の参加チームは27チーム。
私たちTEAM JAPANはNo27です。
話を聞きながら、明日への緊張が高まってきました。
前の席の人が、「去年も出たよね。キモノを着た女性が応援してたね。」と、私たちのことを覚えてくれていました。
主催者の方からも、TEAM JAPANの名前が紹介され、集まった方々から拍手をもらいました。
これも日本の紹介になっているのでしょう。

午後6時から、連絡所で我がチームの会議をしました。
みんなの体調も良さそうです。




空き缶2010.1.22

今日で4日目。
イングリスちゃんが算数部屋に勉強に来た日です。
いつも10時前に来て12時過ぎに帰ります。
テスト範囲のプリントは終わりましたが、同じような問題をすると、10門中9問がまちがい。

彼女の課題は、
①=の右から左に数を移行するときに、+を-にするのを忘れてしまう。
②=の位置がそろっていないので、計算を順序よくできない。
③できるだけ早く答えを出そうとするので、計算の順序をとばしてしまう。
④分数を=の右から左に移行するときの計算方法が理解できない。

来週も来るということで、宿題をたっぷりと出してあげました。
少しずつ理解していくしかありません。
それには同じような練習問題を、繰り返し解くしかないのです。

2階の算数部屋から1階に降りる階段に、空き缶が2つ置いてけぼりになっていました。
きっとここに2人の大学生が座って飲んで、そのままにしたのでしょう。
これを片付けるのは、掃除のおばさんです。
これはそうじのおばさんの仕事?
そう考える人の考え方をどうしても好きになれない私です。

2010年1月23日土曜日

日本の若者たちと2010.1.21

午後、久しぶりに県の教育省に行きました。
2月から始まる小学校の先生対象のセミナーのことを聞くためです。
担当のアナマリアと話していると、見知らぬ青シャツの方が。
この方はヘスス・バティスタさん。
今年からここの室長になったようです。
去年までは近くの学校で普通の先生をしていたとか。
パナマの人事の制度はよく分かりません。
そこで一緒に写真を撮らせてもらいました。
私がここに来たもう一つの理由は、私の2009年度の活動の報告するためです。
持ってきた報告書を彼に見てもらいました。

算数セミナーは、2月の第1・2・4週に行われるようです。
第3週はカルナバル(お祭り)のため休みだそうです。

この夜は、ノルマルにアメリカから英語のボランティアとして来ているワールド夫妻の住んでいる家に招待されました。
そこで、アメリカのカリフォルニアで英語やスペイン語、マイクロファイナンスなどを学んでいる日本の若者たち12人と話す機会をいただきました。
みんな英語はもちろん、スペイン語も上手に話します。
若いっていいなーと、つくづく感じました。

2010年1月21日木曜日

陶芸の町アレナ2010.1.20

今日は朝からアレナという町で活動するO隊員の職場を訪ねました。
アレナはサンチアゴからバスで1時間ほどの所にある小さな町です。
ここは陶芸の町として有名で、メインストリート沿いには、おみやげ物屋さんがずらりと並んでいます。

そんな一角に彼女が活動するアレナ工芸学校があります。


今は学校が夏休み中のため生徒はいませんでした
が、同僚の先生たちは午後から出勤し、部屋の片付けをしていました。



Oさんに町を案内してもらいました。

学校の目の前のおみやげ屋さんには、Oさんの作品も展示販売されていました。
けっこう人気で、売れ行きがいいようです。

おみやげ屋さんをはしごしながら・・・。

通りから1本内側に入った通りは、陶芸の工房をもつ家が並んでいました。
家の前では絵付けをする若者たちが、あちらこちらでみられます。
家族や親戚が小さい頃から家の手伝いをし、やがてはそれを仕事にしていくようです。
小さい頃からしているだけあって、手つきは見事なものでした。

絵を描くおじさんも発見しました。
なんか絵になる写真です。
町全体がアーティスティックっていう感じです。

ある工房で素焼きのカップをもらい、それに絵付けをすることにしました。
Oさんの指導のもと約1時間。
素焼きのカップに絵付けをしました。
絵付けといっても、日本語で文字を書き入れただけですが。


今日は我が子たちの6歳の誕生日。
その記念になったかどうかは分かりませんが、このカップは釜で焼いてもらい、記念に我が家に持ち帰りたいと思います。


【昨日のクイズの答え】
あの旗は「コロンビア」のものでした。
コロンビアは、パナマの東側にある国です。
















2010年1月20日水曜日

アレキサンデルと2010.1.19

5:30 起床
    メール
    家族に電話
6:30 朝食
    急に今日から学校が9時から始まりだと聞く。
7:00 スペイン語の勉強
9:00 出勤
9:30 イングリスに数学を教える
12:00昼食(弁当)
12:30教育省に提出する活動報告書を書く。
    (スペイン語で)
3:00 アレクサンデルのオフィスで雑談
    ※写真を撮る
4:00 帰宅
5:00 走る(12km)
6:40 シャワー
7:20 夕食
    洗濯
8:30 部屋でゆっくり
    メール
    読書
10:00寝る

今日はこんな1日でした。
2枚目の写真はどこの国の国旗でしょう?
正解は明日のブログで。


2010年1月19日火曜日

再試験の勉強2010.1.18

9時半過ぎ、算数部屋に1人の訪問者がありました。
来たのはイングリスちゃん15歳。
近くの高校に通う女の子です。
ノルマルの掃除のおばさんに聞いて、ここに数学の勉強に来たのです。
彼女は来月にある数学の再試験に向けて勉強しています。
今日勉強したのは、連立1次方程式など。
でも、プラスとマイナスの計算がよく分からないので,簡単なところでつまずいてしまいます。
例えば、-3+9=12としてしまいます。
数直線を書いてそこを説明し、例題を出しながら理解してもらいました。
難しい問題を解くときは、このような基本は大切です。
-16a+9-(-34a+3)のような問題を解くときにどう考えるのか、彼女は少しずつ理解することができてきました。
明日も来たいと言ってお昼に帰りました。

今日の午後から始まるはずの教員養成課程コースの授業は、来週25日からだそうです。
このようにいつも情報に惑わされてしまいます。
始業式の日ぐらい、去年の内に決めておくべきではないでしょうか。

2010年1月18日月曜日

落書き?日本語?2010.1.17

お昼過ぎ、首都のバスターミナルに行くために市バスが来るのを待ちました。
今日も直射日光が痛いくらいのかんかん照り。
木陰で休もうとしたのですが、葉っぱが少ない!
待つこと10分。
かろうじて後ろの席が空いていたので、座ることができました。
バスは安いので、いつもいっぱいなんです。
たいていの所は25センターボ(25円)で行くことができます。
タクシーだったら2~3ドル(200円~300円)しますからね。

バスに乗ってふと前を見ると、こんな落書きが。
どう見ても日本語(カタカナ)です。
きっと自分の名前を教わって書いたのでしょう。
「エリシク」っていう名前の子かな?
下に書いてあるのは、学校の名前と2009年の数字でしょう。
パナマの市バスの中は落書きだらけです。
ここまで来ると文化と言えるでしょうか。



バスターミナルでは、まだサンチアゴ行きのバスが来ていなかったので、目の前にあったコーヒーの自動販売機で「コーヒー・エスプレッソ」を40センターボ(40円)で購入。
これがものすごい濃さです。

コーヒーで体を温めて、冷房が効きすぎて寒い3時間半のバスを何とか乗り切りました。






ゴミ拾いと弓道練習2010.1.16

朝6時起床。
久しぶりのゴミ拾いです。
まずは、家の前の道から、わきの公園へ。
この公園で、大きなゴミ袋の半分くらいのゴミが集まりました。
そして、ラティーナ大学へ続く200mほどの道の右側と左側を。
深さ1mほどの排水路にゴミがたまります。
が乾期なので水がなく、拾いやすいんです。
約1時間ほどで、このゴミ袋が閉まらないくらい集まりました。
多かったのは、ビニール袋や紙やプラスチックのコップやジュースパック、ビールの缶や瓶です。
いつもよりも多かったのは、靴の底です。少年たちは毎日のように、コンクリートのコートでサッカーをしているので、きっとすれて靴がだめになってしまうのでしょう。

2時からの弓道練習のために、首都に上がりました。
今日の練習は、ゴム弓を使った馬手(右手)と離れの練習、的前で矢を打つ練習、最後に座射(正式な型)を行いました。
今回で21回目の練習会でした。
あと5回くらいは練習できますが、その5回でどこまで教えられるか考えなければなりません。
練習が終わってから、家でも練習したいから弓を持ち帰りたいという3人の言葉に、うれしさがこみ上げてきました。

2010年1月16日土曜日

近所の風景2010.1.15

仕事を終えた帰り道、痛いくらいの日差しを背に受けながら、いつもとは違う道を通って帰りました。
最近、撮る写真がマンネリ化してきてしまい、カバンからカメラを取り出す機会が、めっきりと少なくなってきています。
これではいけないということで、今日はこのルートを選んだわけです。

家の近くまで来ると、私が走った後、毎日見る景色が広がっていました。(1枚目の写真)
走り終わる頃には夕方で、家に明かりがともりだし、その光景がとても好きなんです。


今は、各家の周りにある花々が咲き出しています。
名前は分かりませんが、この紫色の花は、よく見かけます。

私の住む家の周りは、一戸建ての家が多く、この写真のような大きな家もあります。
パナマでは、職業によって収入の差が大きく、したがってこのように大きな家に住むことができる人がいるわけです。

でも貧しくても、明るく生きているのがパナマの人のいいところの一つだと言えます。






2010年1月15日金曜日

家でゆっくりと2010.1.14



今日の仕事は、テスト作りです。
去年、近くの学校の6年生と近隣小学校の先生たちに、小学6年生程度のレベルの算数のテストをしました。
これはホンジュラスの教科書の最後のまとめの問題から抜粋した物です。
この問題はスペイン語なので、これを日本語に直したものを作りました。
日本の小学6年生にも実施するためです。
この結果を比べて、パナマではどんな問題が苦手なのか、先生たちや教育省の方々に知ってもらいたいと考えています。

問題は3ページ、40分間で解いてもらいます。

仕事を終えて家に帰ってくると、まだ太陽の日差しが強かったので、シーツと布団(体の上にかける布)を干しました。
最近、風が強く、洗濯物の乾きも抜群。
湿度のあるパナマでも、乾期の今は空気が少し乾燥しています。


シーツを干している間、部屋でコーヒーを飲みながらくつろぎました。
家に帰ると昼食の弁当箱を洗い、朝わかしたコーヒーの残りを部屋で飲むのが日課のようになっています。
今日は、夕方のマラソンは休み。
ちょっと右ももが痛いので・・・。

残りの2か月間の予定を作ってみました。
2か月ってあっという間に過ぎてしまうのかもしれません。




2010年1月14日木曜日

ベラグアス県立病院2010.1.13

今日の午前中、同期のW隊員が活動している病院のリハビリセンターを見学させてもらいました。
ここは、県立の大きな病院の脇に立てられた、子どものための施設です。
ここで理学療法士として活動するW隊員は、6人のパナマ人同僚と協力して、リハビリなどの同僚への指導や、直接子どもたちへの治療をしています。

1日平均10人ぐらいの子どもの半分くらいに関わっているそうです。
今日は、午前中に4人の子どもが来ました。
首が斜頸の男の子、右足の足運びを矯正している男の子、未熟児で生まれたため発達が遅れてしまっている女の子などです。

1人1時間ほど、遊びながら治療をしていきます。
お母さんも一緒に参加していました。

彼女の同僚の女性がストレッチで筋肉や関節を伸ばす治療をしているところ見せてもらいました。

私もこの女の子と少し遊ばせてもらいました。
彼女の笑顔が、とてもまぶしく見えました。
こんな子どもたちのために働く彼女たちも、輝いて見えました。










こんなところにゴミが2010.1.12

今日の仕事は、ごちゃごちゃになっているファイルを種類別にまとめることです。
セミナーの指導案、練習プリント、事務所提出資料、日本文化紹介資料、駅伝関係資料、弓道関係資料、ノルマル授業関係資料などです。

1日ずっと算数部屋で、もちろん一人でこの仕事をしていました。
今日も午後からは、算数部屋と同じ階では、大学生が授業を受けていました。
仕事を終えて部屋を出ると、廊下に置いてある大きなテーブルには飲んだジュースの缶とパックが、算数部屋の看板にはこんなゴミをはさんだ人がいました。

またパナマが少し嫌いになってしまいました。




2010年1月13日水曜日

仕事始め2010.1.11

2週間ぶりの仕事です。
年が明けての初出勤。
学校に行くと、2階の算数部屋に行くドアにカギがかかっていて入れません。
生徒が休み中なので、みんないつもより30分ほど遅い7時半に仕事を始めます。
私が部屋に入ることができたのは8時。
午後3時まで一人で仕事をします。
帰りがけ、仕事始めの記念に、校舎をバックにセルフタイマーで写真を撮りました。

夕方、走った帰り道、ナジェリさんの家に寄りました。
彼女は、日本文化紹介で司会をしてくれた、日本語の上手な大学生です。
私がもうすぐ日本に帰るということで、プレゼントを用意してくれていました。
その中には、私がほしかった車のナンバープレートや、パナマの音楽のCDがありました。
このお土産を抱えながら、気分良く走って帰りました。




2010年1月11日月曜日

気温34度2010.1.10

パナマは今、乾期です。
こらでは、夏と呼びます。
昼間の気温をはかったら、室内は34度でした。
今は、夜の10時になりますが、まだ30度あります。

2週間ぶりにサンチアゴの家に戻りました。
今日乗ったバスは中型のバス。
いつもより小さく乗りづらそうだったので、一度買ったバスのチケットを戻そうとすると、チケット売り場のお姉さんが、「ここを見なさい。払い戻しはできませんと書いてあるでしょう。」と。
仕方なく、ぎゅうぎゅうのバスに乗り、サンチアゴに向かいました。
首都から250km、時間にして3時間半ほどの距離なので、途中休憩はないことが多いんです。
が、今日は休憩あり。
休憩はこんなレストランでします。
約10分間。半数くらいの人は食べ物や飲み物を買うでしょうか。
出発するときは、運転手がバスのクラクションを何度も鳴らします。

家に帰り、荷物の整理。
日本でお世話になった方々へのお土産の「モラ」を広げてみました。
いろいろな柄があってとってもすてきな写真になりました。

夕方、久しぶりにサンチアゴの道を走りました。
2週間後の駅伝大会に向けてしっかり走り込みたいと思います。





2010年1月10日日曜日

20回目の弓道練習2010.1.9

朝の8時から、サンフランシスコ地区の体育館で、20回目の弓道練習会をしました。
今日の練習順序は、
①ストレッチ・弓道体操
②矢を持って弓道八節。
③手の内(弓を持つ手)の練習。
④弓を持って2人組で教え合いながら弓道八節。
⑤かけを付けて弓を引く練習。
⑥的前で矢を打つ練習。

今日の参加者は5人。
うれしいことに今日初めて参加してくれた生徒がいました。(奥の緑色のシャツ、ホセくん)
的の前、約8m。
前回と同じように、マットと段ボールの前に置いた的向かって立射で練習しました。
前回よりも練習時間があったので、1人8本くらい引くことができました。

最後の写真のロズメリーさんは、弓を持つ手の親指の内側がむけてしまいましたが、見学することなく頑張って最後までみんなと同じように矢を打っていました。
放った矢も的に当たったり、その周りに集まってくるようになってきました。

次の練習は、来週の土曜日です。
だんだん的までの距離を長くしていきたいと思っています。






2010年1月9日土曜日

サンロレンソへ2010.1.8

朝7時15分発の列車に乗ってカリブ海側のコロンに向かいました。
パナマでたった一つの列車がこの列車です。
以前は、パナマ運河を掘ったときに出た土砂を運ぶのに使っていたようです。
このとき掘り出された土砂を、この列車に乗せたとすると、その長さは地球を4周するそうです。

列車の中は木で作られていて、とてもいい雰囲気です。
コーヒーとお菓子がついて、片道22ドル(2000円)です。
パナマからコロンまでは、約80kmで、1時間ほどかかります。
パナマ運河を見ながら、ゆったりとした時が流れてゆきました。

コロン駅に着いて、タクシーの交渉。
こちらは4人。午後2時までで65ドル(6000円)で交渉成立。
まずは、パナマ運河の3つの水門のうち、一番カリブ海側にある「ガツン水門」へ。
ちょうど、大型船二隻が通過するところでした。
写真にあるように、その右側と左側では、こんなに水位が違います。
海から26m高い位置にあるガツン湖を通るためには、これくらい上げないといけないのです。

そして、30分ほど走ったところにある「サンロレンソ」へ。
ここは、今から500年近く前、カリブ海側からパナマに攻めてくる海賊から守るために作られた城壁です。
全部で200回くらい攻められたそうです。
そのため、城跡や大砲の跡は、一部だけ残っている状態です。
この城が建つ岬の先に立つと、必死にパナマを守ろうとした人々の気持ちが少し分かるような気がしました。

頼んだタクシーの運転手が、急に12時で帰ってしまうというおまけがつきましたが、貴重な1日を過ごすことができました。