2010年3月13日土曜日

ティオワカン2010.3.4

AM8:30
ホテルを出て、地下鉄に乗る。
地下鉄を4本乗り継いで、北バス乗り場に。

地下鉄の料金は、1回3ペソ(20円)。
何回乗り継いでも3ペソです。
1号線から8号線まであるので、メキシコ市内のほとんどのところへ、地下鉄で行くことができます。

AM10:00
バスでティオワカンへ出発。
料金34ペソ(250円)。
高速道路も渋滞していたので、1時間以上かかって50kmを移動しました。

AM11:10
ティオワカン到着。
入場料51ペソ(400円)を払いました。
まずは日差し対策に、この帽子を購入。(700円)

ここはピラミッドで有名な遺跡(世界遺産)です。
高い方が太陽のピラミッド。
高さ65m、底辺の1辺が220mです。

次に月のピラミッドに登りました。
そこで写真を一枚。
中央奥に見えるのが、太陽のピラミッドです。

PM5:00
国立人類学博物館見学。
ここには13の部屋があり、時代や地域ごとに分けて発掘品等を展示しています。

何とも言えない顔の遺物に、歴史の深さを感じます。

PM8:00
アメリカンタワーの42階でメキシコシティの夜景を見る。
料金60ペソ(500円)。

360度、すばらしい夜景を見ることができます。
さすが人口2000万人の都市だけありますね。

タワーの近くのレストランで夕食を食べ、夜の町を歩いてホテルに帰りました。

ホテルに泊まる日本人たちと、おしゃべりしながら、6日目が終わりました。







チワワの町2010.3.3

1泊140ペソ(1100円)の安宿の「サン・フアン」の部屋で朝食をすませ、チワワの町にくりだしました。

AM8:30
教会の前の公園では、靴みがきのおじさんたちが、自分が仕事をする場所に陣取っていました。

ここのベンチに座っていると、記念写真を撮る仕事をしているおじさんが近づいてきました。

ここから30分。
彼の世界全体をよくしなければ、大地震か大津波が来て滅んでしまうという話を聞くことになります。


AM9:30
帽子を買う。
町の中のにぎやかな通りの一角に、こんな帽子屋さんがありました。

あまりの帽子の多さに、なかなか選ぶことができませんでした。
上の方の帽子は、お兄さんに棒で取ってもらいます。

帽子90ペソ(700円)を買って、メキシコの日差しをさえぎりました。

12:35
チワワ空港出発。

PM3:15
メキシコシティの空港に到着。
タクシーでホテルに向かいました。

まずは空港内でタクシーの切符を買います。
地区によって値段が決まっているので、高値をふっかけられることはありません。

PM4:30
ホテル到着。
でもオーナーさんがいないので待ちぼうけ。
ここのオーナーさんは日本人です。
奥さんはメキシコ人ですが、日本語がぺらぺらです。
なので、泊まっているのは日本人ばかりでした。

PM8:30
国立博物館の劇場でメキシコ舞踊の公演を鑑賞。
500ペソ(4000円)でしたが、みごたえ十分。
約2時間があっという間。

心の中が優雅になり、5日目が過ぎました。






クリールの町2010.3.2

AM8:30
朝食をすませた後、近くの私立の小学校の授業を見学に行きました。

校長先生はシスター。
ここはカトリックの学校です。

1年生の教室では、図工を。
2年生の教室では、スペイン語を。
そして3年生の教室では、てんびん作りをしていました。
写真は、3年生の授業の様子です。

モデルのような教育実習生がいました。

AM11:00
駅でチワワ行きの列車のチケットを買う。

12:00
クリールの町を散策。
写真の左の黄色の建物は教会で、右奥の白い建物が私が泊まったホテルです。

12:30
レストランで昼食。


1:30
ぶらぶらと買い物。
町を歩いていると、子どもたちが小物を売りに来ます。

こんな小さな姉妹も、駅の前でそこに来る観光客に首飾りなどを売っていました。

PM3:50
列車でクリールを出発。

線路の周りには、広い畑が広がっていました。
何の畑なのでしょう?

PM8:50
チワワ駅に到着。

ホテルのレストランで、おいしいチワワ牛を食べました。

となりのバールで、ビールを1本飲んで、ほろよいかげんで、4日目の夜が過ぎました。









2010年3月12日金曜日

クリールのツアー参加2010.3.1

AM9:30
ホテルを出発。
今日は250ペソ(2000円)払い、ツアーに参加しました。


まず初めに、この石のところで車が止まりました。
よく見ると、ゾウの形をしていることに気づきました。
近くに「ゾウの石」と書いてありました。

今日はこのほかに、「キノコ石」や「カエル石」も見ました。
メキシコの山は石だらけなので、いろいろの形の石がみられます。

この石の近くに、みやげ物を売りに来た子どもたちがいました。

こんな子どもたちがずっと私たちに着いてきて、みやげ物を、「コンプラ!(買って!)」と言ってきます。

このような原住民の子の多くが、小学校へは行かず、観光客相手に物を売ることをしています。
1個10ペソ(80円)くらいの飾りを売り歩くのです。

親はその近くに座っていました。

AM11:00
クサラレの滝見学。
このあたりで有名な滝のようです。

滝に行く道の途中、みやげ物を売る人たちがたくさんいました。
手作りのものばかりですが、他の人とは少しずつ違うものを売っていました。

観光客が通っても、何も言わずにずっと座っている彼女たちを見ると、買ってあげたいような気になってしまいます。

PM2:00
洞窟に住む人々の所へ。
ここには、今も洞窟に住む人達がいます。
寝室や調理をする部屋は、ドアで仕切られていました。

ここでも、みやげ物が売られていました。

岩の黒ずみ方を見ると、ずっと昔からここに住んでいると言うことが分かります。

メキシコ3日目は、このツアーをメインにして終わりました。









2010年3月11日木曜日

チワワ鉄道2010.2.28

AM6:00
ロスモチスからチワワ鉄道の列車に乗って出発。

チワワ鉄道は、全長900kmもあり、標高2500mくらいのところまで登ることで有名です。

今回の旅行の目的の一つがこの鉄道での旅です。
今日は約10時間かけて、クリールという町まで行きます。

だんだん標高が2000mを越えてくると、ジャンバーが手放せなくなります。
途中の駅で急に何かが降ってきました。
よく見ると、「ひょう」でした。
久しぶりに見たひょう。
メキシコでひょうを見るなんて、メキシコに来るまで想像もしていませんでした。

PM2:10
ディビィサデロという途中駅で20分ほど休憩。
ここは少し歩くと、高さ1000mほどの断崖が見られることで有名なところです。
崖を見た後、このおばさんから温かいタコスを買いました。
ここで一日仕事をしている彼女たちも大変です。

PM3:50
クリールの町に到着。
ホテルに荷物を下ろし、ちょっと町を歩きました。
スーパーで、毛糸の帽子とサングラスを買いました。

PM8:00
ホテルで夕食。
ここでは、朝食と夕食が出ます。
宿代は、それで1日250ペソ(2000円)です。

夕ご飯を食べていると、ギターを持ったおじさんが歌を歌い出しました。
4曲ほど歌い、チップをもらって帰って行きました。

こうしてメキシコ2日目の夜が過ぎました。


メキシコ旅行初日2010.2.27

AM10:15
パナマからメキシコシティへ飛行機で出発です。
約2時間30分でメキシコに到着。

飛行機からメキシコの町を見ると・・・
町と空の間に茶色の層が・・・
これがメキシコシティのスモッグです。
自動車などから出る排気ガスが原因のようです。

JICAは、この空気汚染を改善するプロジェクトを行っていることも知りました。

PM5:35
メキシコシティからロスモチスという太平洋側の町へ、もう一つの飛行機で出発です。
約2時間で到着。
飛行機の中で配られたスナックに、「JAPONES」(日本の)と書かれていました。
中身はピーナッツです。
日本で食べたことがないような、しおからいピーナッツでした。

PM7:30
ロスモチスのホテルの近くのレストランでタコスを食べました。
そこで料理を運んできたメキシコ人女性です。
笑顔で写真を撮らせてくれました。

大きなタコスを2枚食べると、もう何も食べられないくらいの量でした。

こうしてメキシコ初日が終わりました。







2010年3月10日水曜日

最終報告会2010.2.26

午前中、JICA事務所で3月に帰る隊員の報告会がありました。
2年間の活動を、写真などで事務所の方々に報告しました。

午後からは、経済省での報告会がありました。
写真は、その玄関わきの受付のところで撮ったものです。

スペイン語での報告は、うまく伝えるのが難しいですが、JICA事務所の方に助けられながら、パナマの教育の問題点等を伝えたつもりです。
本気で考えてもらえるように、数学科主任のホセ先生に事前に書いてもらった意見文も提出しました。

3月の最後の週には、パナマの教育省へ訪問することになっています。
ここで私のパナマ教育をよくするための提案をしたいと思っています。

この日の夜は、パナマ日本人学校のH先生の家におじゃましました。
おいしい夕食を家族のみなさんと食べていると、自分の家族のことを思い出します。

徳島出身で阿波踊りのチームに入っているそうです。
パナマでも阿波踊り見せたりすることもあるということで、最後の写真は、阿波踊りのポーズで決めてみました。

ついでに頼み込んで、阿波踊りのTシャツをいただきました。
日本で着るのが楽しみです。

算数部屋の大そうじ2010.2.25

2日前から算数部屋の掃除を始めました。
5袋分のゴミを出して、やっとこんなにきれいに片付きました。

今日は、棚に並べた算数教材に名札を付けました。
まずは日本語で名札の名前を書き出し、スペイン語に直していきます。
それからパソコンで名前を打って、それをテープで貼っていきました。

3代目の隊員ですから、初代や2代目の隊員の隊員が作った教材も整理しました。
整理していると、どんなことをしようとしたのか、何となく感じることができます。

あとは、先生方が使いこなせるかどうかです。
昨年度は、ほとんどノルマルの先生と関わっていないので、ホセ先生に後を託したいと思います。

ホンジュラスとガテマラの教科書と指導書は、置いていってほしいというリクエストがあったので、図書館において、生徒たちも使えるようにしたいと思います。


2010年3月9日火曜日

子どもたち全員に教科書配布2010.2.24

午前中、算数部屋の大掃除をしました。
片付けたゴミの袋を体育館の裏の所に捨てに行くと・・・
体育館の中に無数の段ボール箱が、積み重ねられているのが見えました。
中に入ってみると、教育省の人たちが忙しそうに仕分け作業をしているところでした。

この段ボールの中身は、教科書とノートです。
そのそばには、リュックが並べられていました。

今年度から教科書が、小学生、中学生、高校生全員に無料で配られるようです。

これは、パナマの教育にとって大きな一歩です。
今までは、古い教科書が各学校に少し置いてあるだけでした。
だから、普段の授業では教科書は使っていませんでした。
家に帰ってからも、教科書を読むこともできなかったのです。

それに全員にリュック、ノート6冊、鉛筆、定規、鉛筆削りも配られます。
また、子ども1人につき、20ドル(2000円)がもらえます。
これで、制服を準備させるためのようです。

去年、政府が変わり、パナマの教育も良い方向に動き出してきた気がします。
物だけでなく、教育の中身も大きく進歩していくような雰囲気です。


夜は、私のカウンターパート(担当)をしてくれているホセ先生の家で夕食会をしました。
私が作ったお好み焼きをホセの家族と食べました。
ちょっと子どもたちには不評でしたが・・・。
たぶん、中に入れた焼きそばに味を付け忘れてしまったのが原因かと・・・。

次の日付まで語ったパナマの教育についての話は、きっと一生忘れないと思います。
ちなみに、ホセの奥さんも中学の数学の先生です。