2009年8月15日土曜日

ボージョ2009.8.14

教育省に、今後の車の使用許可願書を提出しに行こうと正面玄関を通り過ぎようとしたとき、家のお母さんであり、秘書であるアミンタさんに呼ばれました。
「ケイ、ベンガ、カ!」(けい、ここに来て!)と。
行くと、1本の「ボージョ」(トウモロコシを練って丸めて葉にくるんで蒸したもの)をくれました。
どっしりと重く、葉にくるんだ本格的なものは、語学学習のホームステイ先で1年前に食べた以来でした。
午後、おいしくいただきました。

今日は、計算の練習問題の印刷ととじこみの仕事をしました。
明日、ミニセミナーの打ち合わせに来る、アレハンド
カマーニョ小学校のモイセス先生は、ムルチグラード(複式学級)を担当しています。
彼が担当する学年は、2,4,6年生です。
どうしても教える内容がちがうため、2年生を教えていると4,6年生が何もしないでいることが多く、そんな時間をできるだけなくすために、計算練習のプリント問題を作ってみました。
パナマでは、印刷屋さんで2枚印刷すると5円かかります。
もし20人の子どもに1枚ずつ印刷すると50円。
それが1週間で、250円。
1か月で1000円になります。
1か月の給料を3万5000円しかもらっていない小学校の先生にとっては、とても大きな出費になってしまいます。
そこで、繰り返しプリントを使う方法を教えていこうと思っています。

ここ最近ではめずらしく、午後6時半まで仕事をしました。
日本だったら、「お先に失礼します。」という時刻でしょうか。
薄暗くなった帰り道を、日本でのそんな様子を思い浮かべながら歩きました。





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