2008年10月31日金曜日

ピタゴラスは何を考えた?2008.10.30

昨日流れた算数の授業ができました。ピタゴラスノ定理をパズルを使っての証明です。
つかみはOK! 生徒に興味を持たせながら、a×aはどこかな?だれか前に来て教えてくれるかな?どうしてここって考えたのかな?すごいね。拍手!!!。
それじゃあ、パズルを使ってほんとうに同じ大きさになるか確かめてみよう!
ハサミやのりを持ってない人は前から持って行っていいよ。(持っていない人多数。いつもこんな感じ。)
ここで時間がかかった。事前にノートに見本を作っておいたので、それを見せて何とか半分の生徒はできた。
ちょっと、もう時間がないので最後にテストをするね。
結果は、ざんざんでした。自分の力のなさをまたもや感じました。
今日は、けっこううまくいったと思ったのに・・・。
明日も違うクラスで頑張ろう。と強く心に誓ったのでありました。
今日は、各小学校から選ばれた4,5,6年生がその算数力を競う「算数オリンピック」の当日でした。図書室でテスト用紙とにらめっこ。
私も、子どもたちが解いている問題に頭を悩ませながら挑戦しました。
スペイン語の文がなかなか読み取れなくて大変でした。
さあ、私の答えが当たっているかどうか楽しみです。

2008年10月30日木曜日

そうじ2008.10.29

今日は、1時間目と8時間目に12年生のクラスで授業をすることになっていました。が、授業開始時間の7時になるのに、教室にはだれもいません。
隣のクラスも、そのまた隣も・・・。廊下にいた女の子に聞いてみると、「今日はこの学年の先生はみんな会議に出るから、授業は全部ないのよ。」
それなら、このクラスの算数担当の先生が一言連絡してきてくれても良さそうだけど・・・というあまい日本的な感覚は通用しません。
私から電話をし、明日、授業をする約束をしました。何をするのも突然なのがこの国の習慣なのでしょう。明日は、10年生の先生方が会議だとか。でも、生徒たちはいまだにそのことは知らされていません。
昼食前に、部屋が汚いので、廊下の掃除をしていたおじさんに、ほうきとちりとりを借りて、はき掃除。
雑巾で机の上もきれいに。というわけで、気持ちよくご飯が食べられました。
でも、一歩廊下に出ると、見たくはないゴミがあちこちに。
どうにかして、日本のそうじの習慣をパナマ人たちに伝えられないものかと日々考えるのであります。   つづく

2008年10月29日水曜日

のどの痛み2008.10.28

昨日の夜からせきがではじめました。やっぱり、今日はのどが痛みます。
朝、かぜ薬を探しました。
薬を入れておく袋の中を何度みてもありま・・・、そうだ、チョレラにいるときに全部飲んだんだっけ。
記憶がよみがえると同時に、あきらめの気持ちがでました。
今日は、算数部屋のエアコンがやけに冷たく感じます。付けては消し。しばらくして少し付け・・・。
今日は、3時に帰るぞ!と決め、2時に来るはずの彼を待ちました。
今日は、彼が望む日本語のテストの日です。
「あいうえお」五十一音を書き取るテストを作って待ちました。
10分過ぎ、15分過ぎ、彼が来ないことを確信した私は明日の授業の準備を手早くしてしまいました。
パナマ人は約束を守りません。知っていても、今日は守ってくれるだろうと期待してしまうのが、日本人なのでしょう。腹を立てても仕方がないのですが、腹を立てなくてすむ方法があったら教えてもらいたいくらいです。
帰りに、スーパーでチョコレートを買いました。
パナマに来て、初めて買ったチョコレートです。ミルクチョコ100g210円です。ちょっと甘めのかぜ薬になりました。
日本から持って来た、ポカリスェットの粉末も初めて開けました。
あとは、夜、梅干しを2つ食べて寝ようと思います。
炎天下の中、今日もパレードの全体練習をしていました。ベストショットを1枚載せてみました。

2008年10月28日火曜日

先生が生徒に2008.10.27

パナマには変わった行事があるものです。今日は、「ディア・デ・エステュディアンテス」(生徒の日)でした。生徒が先生になり、先生が生徒になる日だそうです。
というわけで、私も高校3年生のダビット君からズボンとネクタイを借り、算数部屋の真向かいのクラスに行って授業を受けました。
1時間目は美術、2時間目は社会、3時間目は心理学でした。もちろん先生は生徒。ある女の子は、ばっちり化粧をして、覚めた目つきで淡々と生徒とやりとりをしていて、先生の特徴をよくつかんでいるなと、おかしくなってしましました。
先生役になった生徒は、クラスから1名ずつでしたが、近い将来、どんな先生になるのか楽しみでもあります。見習う人を間違えないでほしいかも・・・。
最後にステージに上がって、自己紹介するチャンスをもらえたので、日本の国歌を歌って聞かせました。今度は「チノ」と呼ばなくなるかな?というかすかな期待を持ちながら・・・。

2008年10月27日月曜日

友の死2008.10.26

今日の朝、同級生が亡くなったという知らせがありました。幼稚園から中学校まで、同じ学校に通った友達が帰らぬ人になってしまいました。一昨日に起きた悲しい出来事です。人生半ばの今、それぞれが守るべきものや守るべき家族を持って働いています。私も守るべき家族がいなかったら・・・、きっともっと弱い人間になっていたかもしれません。地球の反対側にでも守るべき家族がいて、待っていてくれる人たちがいるって思うだけで、心にエネルギーがわいてきます。お葬式には行くことはできませんが、この地から祈りを捧げたいと思います。
今日は、午前中はスペイン語の勉強。午後は、算数の教材探しをして過ごしました。
夕方、雨があがってから久しぶりに一人でバスケットコートで体を動かしました。なんとなく、気持ちがすっきりしました。

2008年10月26日日曜日

ガチャガチャ2008.10.25

昨日、近くのスーパーでソフトクリーム(30円)を買い、外で食べていると、私の目に飛び込んできたのが、日本でもおなじみの、このガチャガチャでした。
しくみはほぼ同じ。25センターボ(25円)コインを1枚入れ、ダイヤルを回せばカプセルに入ったおもちゃが一つ出てきます。その景品の一つに見覚えのあるものが・・・。そうです。右下にいるのは、アンパンマンならぬおむすびマン?でした。こんな所にも、日本のマンガの影響があるのですね。ちなみに、その上にいるのは、キティちゃんでしょうか?
今日の夕方、20km走ってみました。後半は、左膝が痛み、何回も歩きました。2時間以上かかりましたが、今度出場する予定の21kmマラソンの感じがつかめました。ラスト4kmぐらいのところで雨が降り始め、なぜか頭の中に「サライ」の曲が流れ始めました。これも24時間テレビの影響ですね。

2008年10月25日土曜日

平和の行進2008.10.24

何の集団だ?と思うでしょう。写真に写っているのは、みんなノルマルの生徒たちなんです。
今日は、選ばれたクラスの子たちが、世界の平和を願って学校から教会までの約1kmの道のりを歩きました。各国の衣装を身にまとった子たちに混じって、私も日本代表ということで、弓道着で参加してきました。総勢1000人近くの行進は、町の人たちの視線を釘付けにしていました。
この行進は、本校だけがしたのは、15年ぶりだそうです。お祭りで、学校がたびたび休みになるのはどうかという意見もありますが、生徒たちが世界の平和のために頑張ろうという気持ちになってくれたら、その意義は大きいと思います。
日本にいるみなさんもこういうイベントがあったら、参加してみてくださいね。

2008年10月24日金曜日

ピザゴラスの定理2008.10.23


昨日の夜食べた、ピザのおいしさの余韻が残る今日、1時間目の授業の見学をさせてもらいました。12年生(高校3年生)のクラスで、「ピタゴラスの定理の証明」をグループで行うという授業でした。昨日、お昼ご飯を食べたのは、午後2時をまわってからです。それというのも、この証明の仕方を質問に来た写真の子たちと練習していたからです。結局、最後は私が提案した方法とは別の証明方法を提示していましたが、こういう活動は私にとってとても楽しい時間です。この日は、3グループがそれぞれ違う方法で証明していました。証明方法はいろいろあるけれど、定理は一つというのが算数らしくていいですね。
昨夜食べたこの2枚のピザは、私のお腹のどこにどのように格納されたのかも、おもしろい定理で表すことができるかも?名付けて「ピザゴラスの定理」です。
明日は、日本の服(弓道の)を着て、世界の平和を呼びかけながら、町中を生徒たちと歩きます。くわしくは分かりませんが、授業をしないで行うからには、これが大切な活動なのでしょう。コスプレ祭りでなく、世界の平和を願うという主旨を、生徒たちに忘れてほしくないと思っています。

2008年10月23日木曜日

パレードの練習2008.10.22

11月はパナマにとって、1年中で一番大切な月です。
それは、パナマがコロンビアからの独立を果たしたのが11月だったからです。このパレードは、4日間行います。ここサンチアゴでは、2・3・4・9日に、バスターミナルから、中心にある教会までの約2kmを行進するようです。私も、4日のパレードは見たいと思っています。
午後の強い日差しの中で、高校生たちが心を一つにして行進する姿は、私をとてもすがすがしい気持ちにさせてくれました。と同時に、大学生のときの応援団の練習を思い出しました。何のために練習しているのか、練習の時は分かりませんでしたが、それが終わったときによく分かりました。この生徒たちも同じではないかと思います。パナマのお祭りの中でも、これだけ生徒たちが、時間をかけて練習するものはないでしょう。この様子をしっかりと見て、日本の教え子たちに伝えたいとおもいます。

2008年10月22日水曜日

先生のいない時間2008.10.21

Q;学校で、先生が休みの時は、何をするのが普通でしょう?
①教室で時間割に合わせて自習する。
②教室で自由に過ごす。
③学校内で自由に過ごす。
A; ?
きっと、日本だったら迷わず①ですね。
でも、ここパナマでの正解は③です。
この写真は、休み時間ではありません。先生が授業に来ない(たぶん何かの用事で)ときは、生徒たちはこうして自由に過ごしています。学校内にあるカフェテリアで食べ物やジュースを買って飲んでもいいのです。
日本では考えられないことが、ここパナマでは当たり前なのです。小学校でも同じなんです。だから、食べ物のゴミも多いんでしょうか?ゴミをどこに捨てても自由と思っている人がけっこういます。
日本の学校に通う皆さんにとっては、うらやましいでしょうか?それとも、直した方がいいことでしょうか?
日本の子どもたちの成績がいいのは、きっと授業時間はしっかりと勉強(自習も)しているからだと思います。日本のよい習慣をここパナマでも教えていきたいと思います。できるかな?

2008年10月21日火曜日

忘れ物2008.10.20

今日の朝は少し忙しいスタートでした。昨日の夜、誕生会から帰ったのは夜の10時半でした。今日の朝は、昨日の分の洗濯をしたり、汗を流すためシャワーを浴びたりしたからです。
学校に着いたのは、時間ぎりぎりの7時でした。体育館で行われる全校朝会の途中、今日、手直しするはずの大切な書類を忘れたのに気づきました。
今日は、朝からからっと晴れたよい天気です。5分も歩くと汗がどっと出てきます。8時過ぎのサンチアゴの通りは、いつもとは雰囲気が違い、新鮮な感じがしました。往復30分の家までの道を、忘れ物のために汗をかきながら歩きました。忘れ物もたまにはいいものだと思うのでした。
昨日買った、コルクボード(250円)に、日本から届いた我が子の手紙と写真を貼りました。私の部屋もいつもとは違って新鮮な感じがしました。

2008年10月20日月曜日

21歳の誕生日2008.10.19

21歳の誕生日には何をしていたのだろう。はるか遠い昔のことに記憶はすっかりなくなっています。
今日は、同期隊員の近所の女の子(ラジェリ)の21歳の誕生会でした。何で私がこの会に呼ばれたのかというというのを説明しておきましょう。
私は、夕方走っています。時々、同期隊員のコユキさんの家まで来て、また帰ります。そのコユキさんの家の2件隣に住んでいるのが彼女です。彼女はコユキさんから日本語を学んでいます。先日の日本文化紹介にも来てくれました。素直でまじめな女の子です。今日は、彼女の誕生日のプレゼントに、彼女の写真入りのカレンダーを作って、走って持ってきました。ただ、それで帰ろうと思ったのですが、ぜひ夜の誕生会に来てほしいと頼まれ(きっとそう言っていたと思うのですが・・・)、走って帰り、夕食を食べてからバスで再び来ました。
2時間半で、自分なりに盛り上げてみました。最後はカラオケ大会になってしまいましたが・・・。
こんな夜もいいものですね。

2008年10月19日日曜日

三度目のミサ2008.10.18

昨日、本校算数主任のホセのおじいさんが亡くなりました。そして、今日の朝8時から、町で一番大きな教会でミサ(クエルポ・プレゼンテ)が行われ、参列してきました。これは、日本で言うお葬式にあたります。
お葬式の後行ったツンバ(お墓)は、家のお父さんのお姉さんと同じ場所にありました。今日は、写真がその一部です。とっても広く、写真に写っている部分の約6倍はあるでしょうか。亡くなった人は、3年ぐらいたつと小さな箱(壺)に移されるようです(骨だけが)。
今日は、午前中の内に洗濯物が乾くほど、とてもパナマらしい天気です。きっと、午後は雷と豪雨でしょう。パナマだったら、私も天気予報士になれそうな気がします。
今日は、干した布団で気持ちよく寝たいと思います。と言っても、今はまだ午後の2時だっけ。

2008年10月18日土曜日

先生の選挙2008.10.17

朝、通勤途中に一人の生徒にも会いませんでした。学校に着いても、生徒の姿はどこにもありませんでした。何か、きつねにつままれたような気がしてきました。
そこで、入り口にいた知り合いに聞いてみました。すると、今日は4つの県で、先生の選挙があるので、学校は休みなんだということなんです。この学校は、ベラグアス県の投票所になっているから、たくさんの先生が投票に来るんだそうです。
いったい、何の投票か分からなかったので、その投票所にいた彼女(赤い服の)にねばって聞いてみました。
すると、今日この投票所には県内の先生と親が来て、先生はどの地区(学校)で働きたいかをこの投票で選ぶことができ、親は、どの先生が良いかを選ぶことができるんだそうです。(私のスペイン語の解釈がおかしいかもしれませんが)
私は、何も平日を1日休みにしなくてもと思いますが、2年に1回の先生や親にとってビッグイベントですから、しょうがないということにしましょう。
今日はいつもよりも早く、家に戻りました。夜は9日目の亡くなった人を悼む式が教会でありました。
カトリック式は歌をたくさん歌うんです。約45分間の式の間に7曲も歌うんですよ。日本とはずいぶん違うものだなと勉強になります。
夜、空を見上げると、そこには日本とは違った星空が広がっていました。
この空を子どもたちに見せてあげたいと思いながら、しばし星空をながめていました。

2008年10月17日金曜日

算数オリンピアーダ?2008.10.16

久しぶりに太陽を見たような気がします。
5日前に干した洗濯物がようやく乾きました。今日、乾かなければ、明日、はいていく靴下がないところでした。
今日は、今月末の30日に本校で行われる、「算数オリンピック」の小学生版の練習会がありました。7つの学校から選ばれた4年生、5年生、6年生がそれぞれの学年ごとに、先生が作った問題にチャレンジしました。さすが選ばれただけあって、問題を自分なりの方法で考える力があると思いました。
この開会開式で、私は彼らに向けたあいさつをしました。その全文をのせたいと思います。

Le gusta estudiar matematíca?
Igualmente,
¿Le gusta la idea?
Un filósofo dijo “El hombre es un animal racional”

La persona a quien le gusta la idea puede aficionarse a matemática también.
Porque, la matemática es un estudio que un capacidad para considerar es muy importante. Usted se hará aquellos que desarrollan Panamá en el futuro.Usted tiene que emplear el poder para considerar en una vida eficientemente. Hay un deseo de mí.Cuándo se deshacer de la basura, quiero un lugar de pensar.También cuando hacer qué cualquiera de cosa, para pensar en frente es requerido. Y funcionar es importante. Pienso que el poder matemática será mejorado si la costumbre siempre considered es constituida. Usted está deseando se aficionando a aritmética más desde ahora.Además, deseo decir méritos matemática a muchos profesores también a solas. Si hay un pedido en la escuela, será la habilidad poco, pero quiero cooperar.

Muchas gracias.

16.10.2008

【上の文の日本語訳】

算数を勉強することは、すきですか?

同じように、考えることは好きですか。

ある哲学者は言いました。「人は考える動物である。」と。

考えることが好きな人は、算数も好きになれます。

なぜならば、算数は考える力がとても大切な教科だからです。

みなさんは、将来、パナマを発展させていく人になるでしょう。

考える力は、生活に生かさなければなりません。

わたしから、一つお願いがあります。

ごみを捨てるときには、場所を考えてほしいのです。

どんなことをするときも、する前に考えることが必要です。

そして、実行することが大切です。

いつも考える習慣をつければ、算数の力は上がっていくとわたしは思っています。

みなさんが、これからもっと算数を好きになってくれることを願っています。

また、一人でも多くの先生方に算数の良さを伝えていきたいと思っています。

学校で要望があれば、微力ですが、協力していきたいと思います。

どうもありがとうございます。

2008年10月16日木曜日

くじ2008.10.15

パナマ人のこよなく愛するもの。それは、踊りと音楽、そしてこの「くじ」です。
朝早くから、道のわきで売る人、夜おそくまでスーパーの前で売る人、そして学校の中でも売っているのです。しくみは、このくじには番号があります。買う人は、自分が買いたい番号を選んで買うのです。売りに来ても、好きな番号がなければ買いません。1週間に1度、当選番号の発表があります。家のお母さんに聞いたところ、1枚1ドルだと言っていました。当たったらどのくらいもらえるのでしょうか。適当には言えないので、今度聞いてみたいと思います。
今日も、たくさん雨が降りました。ただ、行きと帰りにはやんでいてくれたことが、ありがたかったです。
夕食は、久々に一人で近くの中華屋さんで食べました。3ドル(300円)で飲み物付きの定食です。

2008年10月15日水曜日

ビキの模擬授業2008.10.14

昨日に続き、今日は高校3年生の数学を担当するビキ先生が授業を公開してくれました。今日のテーマは、直角三角形の辺とピタゴラスの定理です。
学習したことの復習から入って、少しずつ進んでは、練習問題、また進んでは、練習問題と、40分間をむだなくつかった授業でした。彼女の良さは、ポイントになるところはゆっくりと語りかけるように話すところです。
私も見習わなければなりません。もっとも、スペイン語なので私が話すと全部ゆっくりになってしましますが。
今週から教育実習生が来ていて、ビキ先生はその指導教官も兼ねていてとても忙しい中、授業を見せてくれました。参観者が実習生を含め、3人だったのが残念です。私も彼女の授業のように、スモール・ステップで頑張っていきたいと思います。

2008年10月14日火曜日

ディアネルサ2008.10.13

彼女の名前は、ディアネルサ。ノルマル高校の1年生5クラスを担当する先生です。今日は、彼女が他の先生に授業を見せてくれました。
これが私が提案して、初めて行うことが出来た「授業の相互参観」です。35分という短い時間でしたが、大きな意義のある時間でした。
自分の授業を他の先生に見せるというのは、パナマでは、ほとんどありません。見せる先生がいなければ、できないことです。
見たのは、同じ学年を担当する2人の先生と数学主任と私の4人です。この授業については、来月行うセミナーで話し合いたいと思っています。
一日、雨の降り続く、すっきりしない日でしたが、私の心の中は、雲が切れて晴れ渡っていました。

2008年10月13日月曜日

4日連続の外食

セミナーの時間割も何とか形となり、明日、カウンターパートに見てもらうことにします。今週一週間は、ずっとセミナー関係の仕事を、部屋にこもって遅くまでしていた気がします。
初めて一週間ずっと走っていません。
そのかわり、木曜から今日まで4日連続で夕食を外で食べました。これも初めてのことです。
夕方、校長先生のお父さんの「初9日」のミサに出ました。ミサの後、そのお父さんが住んでいた家に行き、ちょっとおよばれしました。こちらでも、日本の初七日のようなものがあることが分かりました。
夕食は、サンチアゴ一おいしいという店へ。しかし、時間が遅く、今日は売り切れてしまっていました。
残念!でも、他の料理もけっこうおいしかったです。食事の面で、ぜいたくな一週間だった気がします。

2008年10月12日日曜日

私の食事2008.10.11

いつもと同じ土曜の朝を迎え、いつもと同じように7時前に起き、いつものように近くのゴミを拾い、家の中のそうじをしました。
家の中で違いを感じるのは、私の朝食です。いつも、他の家族のよりも品数が多いのです。フルーツ(今日はマンゴー)とマイース(ピンク色の)が多くついています。おまけに、お弁当まで作ってもらっていたりして・・・。
先日、日本にいる妻にそのことを話したら、「あなただけのために大変でしょう。家族と同じでいいよって言ったら。」と言われ、前から私も話そうと思っていたことだったので、思い切って言ってみました。
アミンタさん(お母さん)の答えは、「No se preocupe.」(気にしなくていいよ)でした。パナマは今、経済状態がとても良くなってきています。それにともない、物の値段も急激に上昇してきています。特に、食べ物の値段が上がることが、一般の人々に大きな影響を与えます。
今、物が食べられる幸せを感じています。先日、山に入ったときに途中に小さく、おせじにもきれいとは言えない家がありました。家は高台にあり、その家のそばに小さな女の子が裸足で立っていました。今日、彼女の夕食は何だろう?なんて考えてしましました。
これから、パナマのいろいろな地域をもっと知らなければならないと思います。そして、ものを大切に食べるということの意味を学んで私の生徒たちに伝えようと思っています。

2008年10月11日土曜日

MARIAクッキー70円2008.10.10

私がパナマに来て、こよなく愛するクッキーがあります。それがこれ「マリアクッキー」です。こんなに大きくて、しかも安い。これで3日はいけます。今夜は、この赤ワイン(200円)とマリア(70円)で、週末の夜を、一人寂しく、いや、一人で優雅な時間を過ごしています。
今夜は、同じ学校に英語を教えに来ている、アメリカのピースコープに所属しているワールドご夫妻と夕食を食べました。奥さんの方は、アメリカでスペイン語の先生をしていたと言うことで、スペイン語もペラペラです。
一方、私のスペイン語はバラバラです・・・。主語も目的語も動詞も形容詞も文の中にむりやり割り込ませているので、聞く方が忍耐強くないと会話になりません。
そんなことを気にしなくて良いのが、一人で過ごす夜です。明日の朝は、定例の近所のゴミ拾いです。クッキーを買ったのに、新しいゴミ袋を買うのを忘れてしまったので、明日の朝は、ためておいたスーパーのゴミ袋に詰め込みたいと思います。

2008年10月10日金曜日

ハイメと山へ2008.10.9

おそれていたことが・・・。今日は、前から約束していた山にドライブに行く日。しかし、午後1時過ぎに雨が。しかも激しく・・・。でも、幸運なことに午後2時半頃にはやんできました。
予定通り、3時に学校を出発し、友達をひろいながら、いざモンターニャ(山)へ。車で1時間近く走ると、そこは山でした。今まで走りながら眺めていた山にいるのです。空には雲がかかり、眺めはいいとは言えませんでしたが、肌寒いくらいのすがすがしさと、初めて訪れた感動で心は満足でした。
途中、滝や教会、親戚の家などに寄りながら、5時間半の旅は終わりました。写真の真ん中に写っているのがハイメとその奥さんです。彼らは両方とも私の勤める学校の先生です。とってもお似合いのご夫婦です。
次は、海に連れて行ってもらう約束をしています。

2008年10月9日木曜日

お葬式2008.10.8

月曜日に1.7ドル(170円)で買ったワインです。小さく見えるでしょうが、これでも1リットルあります。このワインは「チリ」という国で作られたワインです。ただ、アルコール度数の表示がありません。とてもあやしいワインです。飲んでみると、薄くて私には飲みやすいワインです。今夜も一緒に買ったプラスチックのコップに、冷蔵庫から少し氷をもらって、寝る前に飲みたいと思っています。
昨日、ホームステイさせていただいている家のお父さんのお姉さんが亡くなりました。享年80歳とのことです。それで、今日10時半からイグレシア(教会)で行われたミサ(お葬式)に参列してきました。キリスト教のカトリックのミサに出るのは初めてのことだったので、人のまねをしていました。ひざをついてお祈りすることや、司会の人?がたくさん歌を歌うことが、仏教式とは違います。
この後。お墓に埋葬するところまで行きました。ひつぎに入れたままコンクリートで囲まれたお墓に入れ、入り口をコンクリートで固めていました。日本は、火葬が一般的ですが、パナマではそのまま埋葬するようです。
悲しいですが、とても勉強になりました。

2008年10月8日水曜日

4学期制2008.10.7

パナマの学校は、1年間を4つに分けているようです。日本では3学期制が多いですね。ここパナマは4学期制なので、その分、休みも多いんです。
パナマの学校は3月の半ばすぎに始まります。1学期は3、4、5月、2学期は6、7月、3学期は8、9月、4学期が10、11、12月です。ここノルマル高校では、12月の12日で学年が終わります。
12月半ばから3月半ばまでの3か月間は、1年中で一番長い休みになります。日本で言うと、夏休みのようなものです。
カウンターパート(私の担当の先生)が、私に図を書きながら、この説明をしてくれました。図にしてもらってやっとパナマの学期制の仕組みが分かってきました。学校で働いていても、学校のことが全く分かっていないことに気づかされます。

2008年10月7日火曜日

パナマと日本2008.10.6

今日は写真を1枚も撮らなかった。
どうしてかは、よくわからない。
でも、どしても載せたい写真があった。
この写真がそれです。
先日の日本文化紹介の書道コーナーで、この女の子たちが選んで書いた文字が、なんと「日本」と「パナマ」だったのです。
パナマの面積は日本の北海道くらいなので、この女の子の体格の違い以上に差はあるでしょうが・・・。と、そういうことを言いたいのではなく、二人が仲良く並んでいるように、日本とパナマもこのように仲良く並んで発展して行けたらと思える一枚だったので、どうしても載せたかったんです。
ちなみに、この写真を撮ったのは私ではなく、同期隊員の佐藤さんということがちょっとくやしいです。

2008年10月6日月曜日

CASAの雨2008.10.5

CASA(カサ)とは、スペイン語で「家」のことです。今日は、朝から雨が降ったりやんだり。CASAの庭のプールの水の様子で、雨の強さを知ることができます。
プールの水に雨粒が入ると、きれいに盛り上がり、その波紋が消える前に、次の雨粒が落ちてくる様子にしばし目をうばわれました。
洗濯機に入れた洗濯物が洗い終わる間、こんなことができるくらゆったりとした時間が流れていました。
雨がやんだ昼頃をねらって帰途につきました。
が、サンチアゴに着く頃にまた雨が降りだしました。
今日は朝から日本でも雨のようですね。
何か同じでうれしい気持ちです。

ソウル2008.10.4

日本文化紹介から一夜明けた今日は、1日ゆっくりと過ごしました。他の隊員さんも、自分のペースを取り戻すかのようでした。
今日の夕食は韓国料理でした。前に一度来たことがある「ソウル」という店に先輩隊員に誘われ、5人での会食です。ビビンバやキムチなど、ご飯と一緒においしくいただきました。一人13ドル(1300円)での豪華な食事でした。
いろいろな経験をもつ先輩隊員の話は、私にとって、とても貴重です。次は、先輩隊員の任地で、いろいろな話を聞きながら違った料理を食べてみたいです。

2008年10月4日土曜日

日本文化紹介2008.10.3

一夜明けた今日、パナマシティのパナマ大学でボランティアたちによる日本文化紹介のイベントが開かれました。
午前中に会場になる部屋の準備をし、午後1時からの開会にそなえました。準備段階からハイペースで写真を撮り続け、終わってみると、その枚数は、なんと200枚に達していました。
ファインダー越しに見る隊員の頑張っている姿が、写真の枚数を増やした要因でしょう。
開会前から会場に入りきれないくらいのお客さんでした。書道、折り紙、お箸の使い方、本、日本の遊びコーナーも人があふれかえっていました。全部のブースをまわるともらえることになっているどら焼きも最後にはなくなりました。
スペイン語でお客さんと自然な感じで話をする他の隊員を見ていると、本当に尊敬の一語です。その反対に私は・・・。
でも、一つだけ人気だったのは、私が着た弓道着です。写真を撮りたいと何人もの人から言ってもらえました。
終わった後のみんなの顔には充実感があふれ、私のカメラは、いい表情の写真で一杯になりました。

Tシャツ2008.10.2

このTシャツは、明日の日本文化紹介でボランティア全員が着ることになるものです。今日は、夜遅くまで準備や練習をしました。よさこいソーランもメンバーこそ全員はそろいませんでしたが、今までで一番多い人数で練習できました。さすが、ボランティア。指示のないところでも、自分の仕事を見つけててきぱきと働いていました。
私は、隊員紹介の写真とコメントを貼る仕事をさせてもらいました。スペイン語の紹介だったので、よくは分かりませんが写真で活動の様子がなんとなく分かります。各任地でどんな活動をしているかは、こういう機会でないと知ることができません。これを知ることが出来たことが、今日の収穫でした。
明日の文化紹介では、写真担当なので、隊員の頑張りをたくさん撮りたいと思っています。

2008年10月2日木曜日

パンとビール2008.10.1

ときどき、無性にパンが食べたくなることがありませんか?ない?私はあります。それは、パナマのパナデリア(パン屋)のパンは、なかなかおいしいからなんです。
ここサンチアゴにも評判の高いパナデリアがあります。生徒においしいと聞いた所は、学校のすぐ近くにありました。そこのドーナツは1つ15円です。これがとてもおいしいんです。6つ買っても1ドルしないので、よく家の人に買って帰ります。
でも私は、家の近くのスーパーの中にあるパナデリアのこのパンがとても好きなんです。こんなに大きくても1つ40円なんです。焼きたての時に買ってビールと一緒にっていうときもあります。
でも、パナマ産のコーヒーと一緒に食べるのが格別です。
ちなみにコーヒーはミルク入り(カフェ・コン・レチェ)で、1杯35円です。
明日は、パナマに弓を持って上がります。弓を持ってバスに乗れるか心配ですが、私のスペイン語力?で切り抜けたいと思っています。

2008年10月1日水曜日

調印式2008.9.30

写真の背の高い男性は、パナマの教育長さんです。日本の教育長にも会ったことのない私が、パナマの国の教育長さんに会えるとは思ってもみませんでした。彼のとなりにいるのが、ここノルマルの校長先生です。
今日は、大切な会議があるというので、午後3時に図書室に行ったところ、来年、大学に変わるということについての説明と、その調印式が行われていました。
数人の生徒が参加していたので、「来年から新しいシステムになるようだけど、みんなは賛成それとも反対?」って聞いてみました。みんな賛成だと言っていました。スペリオールという課程(日本で言うと大学1年生のようなもの)が1年間から3年間に延長され、よりすぐれた小学校の先生を育てようというのがそのねらいのようです。
「日本はどんなシステムで先生になるの?」と生徒から聞かれたので、とりあえずノートに書いて説明しましたが、どこまで分かってくれたかは疑問です。
スペイン語力がないと間違って伝えてしまうので大変です。
昨日、今日と日本文化紹介で見せる弓道の練習をしたので、両胸から腕にかけてとても痛みます。