2009年8月7日金曜日

ロス・アルガロボス小学校2009.8.6

小学校5年生のクラスでは、ニディア先生が「素数」を教えていました。
今日は、この学校で私たちのセミナーに参加してくれた彼女の授業を見に来ました。
この学校は、ノルマル校から車で15分ほどのところにある、学年1クラスの小さな学校です。
5年生は32人。
多くても席を立つ子がいませんでした。
先生がしっかりしつけているのでしょう。

素数の見つけ方を計算で教えていきます。
2で割って、3で割って、・・・。
最後まで割らなくても・・・。
いつのまにか、素因数分解に。
208は素数?
2で割れたら素数です。
でも最後までします。
2×2×2×2×13と。

何問か代表の児童に解かせた後、1から100まで書いた表の中から素数を見つけていきます。
30までいくと、だんだん答える児童が少なくなってきました。
そこで、「一人一人順番に聞いてったら?」と提案し、そうなりました。
32は? 「素数かなあ。」 先生「違うでしょ。」
33は? 「素数!」 先生「どうして?違うでしょ。」と。

ちょっと違うやり方を提案。
数直線で、2飛びは÷2。
3飛びは÷3。5飛びは÷5。
それを黒板に書き、それぞれ違う色でマーク。
一つもマークがない数が素数だよ。
だって、2でも3でも5でも割れないって言うことが、素数なんだから。

1時間のはずの授業を2時間にしてしまった責任は私にあります。
授業後、教室の外ではおやつを配っていました。
今日のおやつは、ホットドックとアイスクリームです。
アイスクリームは私の前でなくなってしまいましたが、ホットドックとジュースをおいしくいただき、帰ってきました。

ミニセミナーでは、彼女は分数の授業をしたいということでした。
今日の午後はその教材の準備をしました。








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