2009年8月5日水曜日

アレハンドロ・カマーニョ小学校2009.8.3

やってきました、この大自然の中に。
待ちに待ったセミナー参加者の中で一番遠い小学校は、サンチアゴから車で2時間近くかかる、このアレハンドロ・カマーニョです。
途中の山道では、何度4WD車のタイヤが滑ったか。
そんな山道には、すばらしい景色が広がっていました。
さっそく出迎えてくれた牛たち。
気持ちよさそうに昼寝?をしていました。

次の写真は、ここの2年、4年、6年生を担当するモイセス先生の・・・。
泊まっている部屋です。
田舎の学校の先生は、週末にしか帰れないので、だいたいこういう宿舎が学校のそばにあります。
中を見せてもらいましたが、ベッドと棚と机があるだけの質素な作りでした。
周りは土壁、屋根はトタン。
中は散らかっているから撮らないでね、と笑顔で私に言う彼がとてもすてきでした。

授業は分数の最初の時間。
円の形の教材を使って、1/2、1/3,1/4と子どもたちに大きさを見せていきます。
何人かには、その教材を並べる作業をさせながら、分数の大きさを体感させていきました。

6年生の後は、4年生で同じような授業でした。
4年生にとっては、分数はちょっと難しかったかな?
先生の説明を静かにじっと聞いている生徒たち。

私も、ピザの説明でちょっと授業をさせてもらいました。
分子は1(ピザ1つ分)。
分母は兄弟の数。
3人兄弟では、1人1/3のピザを食べられるんだよ。
4人兄弟では、1/4。
なんと12人兄弟だという子もいました。
びっくり!
その隣の子は、11人兄弟だとか。

最後に外で、写真撮影。
これで全員ではありません。
他の子たちは、牛の近くで野球をしていました。

とっても恥ずかしがり屋ですが、人なつっこい子たち。
そして、笑顔がすてきなモイセス先生。
彼と8月15日(土)にミニセミナーの打ち合わせと教材作りをする約束をしました。
この道のりを、私の算数部屋まで来てくれる彼に何が支援できるか考え、準備していきたいと思います。







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