2009年10月24日土曜日

世界の平和を願う行進2009.10.23

朝7時半体育館集合。
今日はここノルマルの生徒たちが、各国の国旗を持ち、各国の衣装を着てサンチアゴ市内を歩くイベントがありました。
私が参加するのは、去年に続き2回目。
去年は弓道着を着て行進しました。
このイベントの目的は、世界の国々から争いがなくなることを願うことです。
でもそこは高校生。
朝早くからメイクをばっちり決めて、衣装を着て写真を撮りあっていました。

イベントが始まったのは、集合時間から1時間たった8時半ごろから。
入場行進の練習も直前に。
体育の先生がマイクを持って、「静かに!」と。
そして笛を「ピーッ」と吹いて入場開始。
開会行事は10時近くまで続きました。

この後は、町中の行進です。
約2000人が歩きますから、当然のように通行止めにして。
私は6人の女子生徒たちと一緒にゆかたを着て行進。
ふと前を見ると、何やら羽織袴に似た衣装を着た生徒が。
彼は日本の羽織袴?を作ったようでした。

横一列に並んで、ゆかたで行進していると、近くを歩いていたある女の子が、「この服は、中国の?それとも日本の?」と聞いてきました。
私が、近くを歩いていたチャイナドレスを着た生徒を指さしながら、「もちろんあっちが中国ので、こっちは日本のゆかたという服だよ。」と言うと・・・。
「どっちも同じだよ!」と。
この信じられない言葉に、パナマ人が中国人と日本人が同じだという習慣の根深さを思い知らされました。

行進が終わったのは、お昼近く。
帰りにゆかたを来て教育省に。
印刷用の紙がなくなったのでもらいたかったのです。
買うと500枚入りで5ドル(500円)。
ミニセミナーで子どもたちに練習問題をさせるために、けっこう紙を使います。
こないだは、学校の印刷室で自分でプリントを印刷していると、副校長先生が着て、「あなたが印刷してはだめだよ。ちゃんとフーリオ(印刷のために雇われている人)がいるんだから、彼にしてもらわなくては。」と注意されました。
日本では先生が自分でプリントを印刷します。
でもパナマでは自分で印刷してはいけません。
というより、学校に印刷機があるところは少ないのですが。
こんなところも日本とパナマとの違いの一つなのですね。

午後からは、サン・マルティン小学校のエディルサ先生が、教材作りに着ました。
6年生の図形の面積の授業で使う、直角三角形、正方形、二等辺三角形の提示用教材を作りました。
来月の12日(木)に、この授業をミニセミナーとして行います。
とてもやる気のある先生です。
午後5時半。
外は雨でしたが、気分良く足取りも軽く、家路につきました。















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