同期の隊員「佐藤さん」の仕事に一緒について行きました。
彼の仕事は、県内の各家庭を周り、シャーガス病について住民達に知らせたり、その病気をもたらすチンチェという虫を見つけ、家の中に殺虫剤をまいたりします。この虫は小さいもので5mm、大きくなると4cm近くになり、夜になると人間の血を吸いにどこからかやってくるのです。1回吸われたくらいでは病気にはかかりませんが、100回以上刺されると、後から発病するというやっかいな病気です。
また、家の周りに水たまりを見つけると、それをなくすように注意します。ここに蚊が卵を産み付け、そこから生まれた蚊がマラリアなどの病気を流行させてしまうからです。
今日は、午前中だけで、8軒の家を回りました。家の中に入るなんてなかなかできないことだったので、とてもよい経験でした。大きな家や汚れた家など様々です。でも、どの家の家族もこころよく家の中に入れてくれてくれた気がします。
そのある一軒の家で出会ったおばあちゃんと写真を撮りました。このおばあちゃん、何と104歳だそうです。パナマでもこんなに長生きするおばあちゃんがいるんですね。
このおばあちゃんに逢って話をしていると、1年半前に亡くなった私の祖母のことを思い出しました。
心があったかくなれた1日でした。
1 件のコメント:
1回吸われたくらいでは病気にはかかりませんが、100回以上刺されると、後から発病するというやっかいな病気です。
→このデタラメなシャーガス病のコメントを誰か何とかしてください。
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