2009年1月12日月曜日

ペダシという海の町2009.1.10

ここサンチアゴから南に車で2時間半ほど(150km)のところにある「ペダシ」という町で2日間過ごしました。ここは、パナマ中央部南にあり、太平洋側ににつき出した「アスエロ半島」とよばれるところにあります。同じ学校の先生の車に乗って気持ちよく走ってい
ると、前方から牛の大群が・・・。ここでは、牧畜がさかんで、農家ごとに広い「フィンカ」(農場)をもっています。そこで主に牛を飼っているのです。
また、この町は前に大統領になった女性の出身地でもあり、町のあちこちに彼女の銅像や写真があります。海沿いのながめのよい場所に、彼女の大きな家がありました。
そんな海で釣りをしてみました。釣れたのはこのふぐ1匹です。
ここには渡り鳥をはじめ、さまざまな野生動物が住める自然が残されています。ある小さな川の両側にある高い木々には、野生の猿たちがいます。私たちがじゃまをすると「ウオッ!ウオッ!・・・」といかくの大合唱です。何か、パナマっぽいなあって感じます。
ある川の船着き場に着くと、日本の国旗を発見。日本とパナマの国旗の間には、「日本とパナマの小規模の漁業への協力」(2004年3月)と書いてありました。小さいけれど、こういう協力を日本がしているということに日本人として喜びを感じます。パナマは、貧富の差が大きいんです。この町をみていると、海岸はフランス人や地元の金持ちの大きな家が並んでいます。でも、通りからはずれると、小さなとてもきれいとは言えない家で生活する家族がたくさんあります。援助は貧しい人に必用なものです。自分がボランティアであるということに誇りを感じた一瞬でした。
夜のエビ採り、美しい眺め、今まで見たことのない種類の動物たち、そして金持ちの家。多くの初体験ができた2日間でした。

0 件のコメント: