2009年2月25日水曜日

ラス・タブラスのカルナバル2009.2.24

行ってきました。パナマでも有名な「ラス・タブラスのカルナバル」へ。
ラス・タブラスという町は、サンチアゴから太平洋側(南)へバスで1時間45分ほどの所にあります。町はサンチアゴほど大きくはありませんが、
毎年、この時期に行われるカルナバル(お祭り)は有名で、多くの観光客や祭り好きのパナマ人たちが集まってきます。
カルナバルの会場は小さい広場の周りの道で行われていました。一人で歩けば2分ほどで歩くことができるくらいの長さです。でも、この日はそうはいきません。人、人、人、また人で、その間をかき分けながら進みます。
昼間のメインは「水かけ」です。大きなタンク車の上からホースで水をまき散らします。10数台からまかれる大量の水をあびながら、ときどき投げてもらえるTシャツやドリンクボトルなどのプレゼントを取り合います。
私は、CDケースぐらいしか拾うことができませんでしたが、一緒に行った友達はしっかりとTシャツをゲットしていました。
そして、いよいよレイナ(女王)の登場です。華やかな移動ステージの上で笑顔で踊りながら登場します。彼女は生まれながらレイナになると決まっているようで、そのためにたくさんのお金がかかるので、お金持ちでないとなれないようです。だいたい2人のレイナがいるようです。
3時間ほど水をあびて、びっしょりになりました。途中で人混みの中で身動きができなくなり、その人に押されるままに踊って(動いて)いると、パナマ人がどんな楽しみ方をしているのか分かったような気がしました。やっぱり、何事もやってみないとその良さが体感できませんね。
こうして私のカルナバル初体験が終わりました。
その夜は、レイナの夜の行進は見ずに、泊めていただいた平野さん(写真右側)の家でゆっくりとさせてもらいました。平野さんは、退職後、シニアボランティア(40歳以上で専門性をもったボランティア)としてパナマでこの3月まで活動されている方です。専門は病虫害(農作物に害を与える虫)です。パナマの野菜などに害をあたえる虫を見つけ、その虫をどうするかをアドバイスしたりする仕事をしています。ラス・タブラスから30kmほどサンチアゴよりのチトレというきれいな町に家があります。
この夜は、平野さんの手作りの天ぷらとカリフォルニア米で、おいしい夕食をいただきました。
翌日24日は、チトレの町を散策して、昼頃のバスでサンチアゴに戻ってきました。
日に焼けた肌の痛みで、このカルナバルを思い出すことができるくらい、サンチアゴの町が静かに感じました。

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