2009年2月9日月曜日

三浦ふづきさん2009.2.8

エル・バジェで、パナマのランを守ろうとしている人たちがいます。
彼らのことを紹介した記事をのせてみました。

パナマで発見された新種のランに日本人女性の名前が
2008年08月03日10時45分 / 提供:PJ

パナマで発見された新種の野生ランに「Sobralia fuzukiae」という名が日本人女性の名前にちなんで付けられた。(写真提供:アンドレス・マドゥーロ氏) 写真一覧(2件)【PJ 2008年08月03日】- 中米・パナマで発見されたランに日本人女性の名をとった学名がつけられた。パナマのボカスデルトロ県で発見された新種のランは、パナマのラン栽培家アンドレス・マドゥーロさんが発見、ラン分類学者Dr.R.Dressler氏は、パナマで絶滅の危機にある野生ランの保護活動を行っていた三浦ふづきさんの名をとって「Sobralia fuzukiae」と命名された。
 「Sobralia fuzukiae」は3cmほどの淡い黄色の花びらに、中央には白地に赤紫色の斑点のあるリップ(唇弁)と呼ばれる花びらを配している可れんな野生ランである。
 パナマのランを保護する活動を行っている日本のNGO(非政府組織)、COSPA(コスパ、パナマ野生蘭保護活動、以下COSPAと記す)のパナマ事務局長であった三浦ふづきさんは2005年パナマに移住し、地元の人たちと協力して絶滅の危機にあるパナマの野生ランを保護する活動を行っていた。彼女が一番力を入れていた活動はエスピリト・サント・オーナー制度という、パナマの国花であり、最も絶滅が危ぐされ、ワシントン条約付属書Ⅰにも掲げられているエスピリト・サント(学名:Peristeria elata)の1株オーナーを募集し、地元NGOの人たちがその資金で種子からエスピリト・サントを育て、自然植生地に戻していく活動であった。
 しかし2006年1月、三浦さんは志半ばにして病に倒れ、そのままパナマの地で亡くなってしまった。三浦ふづきさんの生前の活動に敬意を表して、新種のランに彼女の名前が命名されることとなった。この新種のラン「Sobralia fuzukiae」はオーキッド誌(American Orchid Society)に発表され、その論文中には「彼女の友人たちは彼女のことを『パナマ人以上にパナマ人だった』と、彼女がいなくなったことを深く悲しみ、彼女が愛したパナマのランに彼女の名前が残ることを望んだ。」と紹介されている。
 そんな三浦さんの遺志を受け継ぎ、COSPAとパナマの地元住民組織は協力して現在もパナマの野生ランの保護活動を続けている。COSPA代表の明智洸一郎さんは「ご覧のように可れんな美しい花です。彼女の名前は永遠にランの名前として残ります。大変名誉なことで皆で祝ってあげたいと思います。」と話した。
 COSPAではパナマの野生ランの保護のための寄付とパナマの国花エスピリト・サント(Peristeria elata)オーナーを募集している。詳細はパナマ野生蘭保護活動COSPAホームページまで。
 また来る8月9日にはCOSPA主催のセミナーが東京・広尾で行われ、駐日パナマ大使館のリッテル・ディアス商務担当官が「パナマの自然と観光資源」と題した特別講演を行うほか、COSPAのエコツーリズム開発と自然資源保護支援の活動報告も行われる。エコツーリズムと自然環境保護活動に興味ある方はぜひ参加してほしい。

私も、このエスピリト・サントのオーナーになってきました。
1年間の会費(管理費)が3000円(パナマでは20ドル)です。
私の名前の札のそばに、この花が咲くのを見てから日本に帰りたいです。
三浦ふづきさんのお父さんは、赤いシャツを着た方です。

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