2009年6月25日木曜日

町の掃除と生徒相談2009.6.24

いつも通る道に、クローバーぐらいの大きさの黄色い花が咲いています。
昨日降り続いた雨が、まるでうそのように晴れ渡り、強い朝日に照らされ、いつもよりいっそう鮮やかな黄色が私の目に飛び込んできました。

大通りには、早朝から町を掃除するおじさんと女の子とがいました。
ちょうど親子のような感じです。
ここは、大きなスーパーの近くの交差点で、この道の真向かいには、小さなレストランとパン屋、そしてバス乗り場があります。
こんな場所にはゴミがたくさんあります。
パナマでは、町を掃除する仕事は夜にするようです。みんなが寝ている間に、町をきれいにしてくれているんですね。

学校の通路を歩いていると、前に1人の男の子が歩いていました。
前から気になっていたことがあったので、この男の子を呼び止め、聞いてみました。
「ねえ、カバンの中を見せてくれる?」と。
中ぐらいの大きさのショルダーバックが、やけに軽そうに見えました。
中にはノートが3冊だけ。
日本の高校生もこんなだっけ?
ちなみに、学校には物を置くロッカーもないんです。
教科書はなく、先生が作った教科書風のコピーを学期ごとに買って、授業を受けるのが普通です。

算数部屋で仕事をしていると、ノックの音がしました。
学校で宗教の時間を受け持っている、牧師さんでした。

「ちょっと、生徒と話したいんだけど、部屋を使っていいかな?」
もちろん、こころよく使っていただきました。
話し声が聞こえてきました。
日本で言う生徒の相談にのっているようでした。
家庭の話、異性の話、勉強の話などを聞いてあげていました。

最近、この部屋をいろいろな教科の先生が生徒たちと一緒に使ってくれるようになりました。
だから、今日の朝は、机の天板にきれいな柄のビニールを貼って、気持ちよく使ってもらえるようにしました。






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