2009年6月4日木曜日

リハーサルとゴミ2009.6.3

午前中、ずっとかけ算の導入の提示資料を作っていました。

一昨日、インターネットで探した資料をもとに、自分でちょっとアレンジしてみました。

そして、午後から授業のリハーサルをしました。

あるスーパーがあります。(写真左)
そのスーパーであめの箱が4つあります。
箱の中のあめは全部で何こですか?
1つずつ開けていきます。
1つめは2こ。2つめも2こ。
ここで8こという予想をする子どもがでてきます。
3つめも、4つめも2こずつ入っています。
合計は予想通り8こです。

ちがうスーパーでもあめの箱が4つあります。
1つめと2つめは2こ。
3つめは3こ。4つめは入っていません。
合計は子どもたちの予想通りではなく7こです。
最初の店を「おなじ屋さん」、あとの店を「ちがう屋さん」と名付けます。

かけ算は、「おなじ屋さん」でしか使えないということを分からせる
ための資料です。
そして、1つのかごに5こずつ入ったリンゴが、3かごあり、合計のリンゴは何こあるか、数え方を考える問題に入っていきます。


午後4時過ぎに算数部屋を後にし、階段を下りて学校の玄関の方に歩いていきました。今日は、いつも以上にゴミが落ちていました。
いつも午後は大学生がここで勉強しています。空き時間には、カフェテリアで食べ物を買って、近くの廊下や階段でおしゃべりをしながら食べています。
彼らが去った後は、この写真のような感じです。
写真を撮っていると、めずらしそうにこちらを見る学生がいます。
私から言えば、食べたものを捨てるゴミ箱がすぐ目の前にあるのに、食べた場所に置いていく感覚にものめずらしさを感じます。写真を撮った後、私がゴミを拾っていると、「どうしてゴミを拾っているの?」と、ある女子学生が聞いてきました。私の返事はこうです。「私は先生だから。あなたたちも将来先生になるんでしょう。先生がゴミを拾うのを見せれば、子どもたちは捨てなくなるはずだから。」と。





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