2009年9月29日火曜日

高校3年生の教育実習初日2009.9.28

先週の金曜日、カウンターパートのホセ先生から、来週から高校3年生の教育実習が始まることを聞きました。
その初日の様子を見るため、朝6時に待ち合わせ。
私は30分遅れ、6時半に学校に到着。
ホセ先生は、とうとう来ませんでした。

とにかく学校のワゴン車に乗って7時近くになって出発。美術のレイナルド先生と一緒に行きました。
40分ほどして、ラ・メサ小学校に到着。
ちょうど、朝会中でした。

ここで教育実習をする実習生は7人。
ちょっと緊張した様子で、それぞれがあいさつをしていました。
そのあいさつを真剣に聞く子どもたち。
その様子がとても新鮮でした。

朝会が終わり、校長先生にあいさつをしました。
そして、ミニセミナーと文化紹介の宣伝を。
校長先生は、このミニセミナーを気に入った様子で、全部の先生を受けさせると張り切ってしまいました。
すかさず私が、「まずは受けたいかどうかを先生に確認したい。」と言うと、全教師を集合させ、「日本の算数の技術を学びたい人は?」と、みんなに半ば強制的な雰囲気になっていきました。

これはちょっと大変なことに・・・。
全員の先生を対象にすることはできないことを伝え、 算数の授業参観に。
最初は6年生のクラス、次に5年生のクラスを見せてもらいました。
6年生のクラスでは、「ピタゴラスの定理」の計算問題をしていました。難しい内容なので、もっと簡単な方法で証明する教材を先生に紹介し、それを学びたいときには私のオフィスに来てほしいことを伝えました。
5年生のクラスでは、分数同士の計算問題の学習でした。ここでは、1/4+1/2の問題を子どもに聞いてみました。すると、子どもたちから出た答えは、2,6,8などでした。どうしてかと理由を聞くと、分子同士を足すと2、分母同士を足すと6,全部の数字を足すと8、だからだそうです。
まったく分数の意味が分かっていなかったので、少し授業をしてみました。

私が説明している横で、子どもたちのノートを一生懸命チェックする先生を横目で見ながら、分数の意味を理解して計算してほしいと願いながら・・・。









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