2009年9月8日火曜日

セロ・デ・プラタ小学校のミニセミナー2009.8.26

ノルマルから車で1時間。
カニャーサス地区にあるセロ・デ・プラタ小学校の6年担当のインディラ先生が、少数の単元で、ミニセミナーをしました。

最初は、数直線の教材でひもの長さを計り、少数の考え方の復習をしました。

このひもの長さはどれくらいでしょう?
「0.8mです。」
どうしてそうか説明してください。
「一つ分が0.1で、それが8つだから。」
他の考え方は?

しばらく考えてから・・・
「1より、0.1が2つ分少ないから1-0.2で0.8になります。」

パナマでは、答えが出ると、その他の考え方を求めずに次に進むことが多いんです。
インディラ先生は、違う考え方も考えさせて、次の少数のたし算と引き算の問題に移っていったのは、すばらしいことです。

子どもが計算問題を解いている間は、つまずいている子どもを中心に支援していきます。


最後に文章問題を。
文を写したら、場面絵を描いてから立式しましょう。

彼女の授業の流れは、まさしく日本の算数の授業に近いものでした。

12人の子どもたちも、つまずきながらも自分が書いた絵を見ながら式を立てていきます。
筆算も大きく書けていました。

授業を見ていて、とても感動しました。

彼女のような指導をしてくれる先生が、1人でも多く
なってくれるように、活動していきたいと思います。


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