ノルマルから車で1時間。
カニャーサス地区にあるセロ・デ・プラタ小学校の6年担当のインディラ先生が、少数の単元で、ミニセミナーをしました。
最初は、数直線の教材でひもの長さを計り、少数の考え方の復習をしました。
このひもの長さはどれくらいでしょう?
「0.8mです。」
どうしてそうか説明してください。
「一つ分が0.1で、それが8つだから。」
他の考え方は?
しばらく考えてから・・・
「1より、0.1が2つ分少ないから1-0.2で0.8になります。」
パナマでは、答えが出ると、その他の考え方を求めずに次に進むことが多いんです。
インディラ先生は、違う考え方も考えさせて、次の少数のたし算と引き算の問題に移っていったのは、すばらしいことです。
子どもが計算問題を解いている間は、つまずいている子どもを中心に支援していきます。
最後に文章問題を。
文を写したら、場面絵を描いてから立式しましょう。
彼女の授業の流れは、まさしく日本の算数の授業に近いものでした。
12人の子どもたちも、つまずきながらも自分が書いた絵を見ながら式を立てていきます。
筆算も大きく書けていました。
授業を見ていて、とても感動しました。
彼女のような指導をしてくれる先生が、1人でも多く
なってくれるように、活動していきたいと思います。
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