2009年7月11日土曜日

2つの授業参観2009.7.10

「どうして縄跳びしているの?」
と聞くと、
「体育の授業でやっているからだよ。」
とういう返事。
日本だったら、教室で縄跳びなんて・・・、と思うでしょうね。
ここでは、先生からのおとがめはありません。
日本ほど縄跳びを授業ですることはないので、普通跳びしかでませんが。
太らないようにするにも、縄跳びはいいかも?って思いました。

午前中は、ノルマルの数学科の先生の授業を参観しました。
今日から、計画的に全部の先生の授業を1時間ずつ見ていきます。
今日は、高校1年生のクラスと高校2年生のクラスでした。

授業は数学科主任のホセと私と鶴崎さんの3人で見ます。
手には、昨日作った評価簿を持って。
この評価簿は、日本のものを参考にしました。
例えば、「説明するときは、全員前を向かせて説明しているか。」「考える時間を十分にとっているか。」「わからない子への
個別支援をしているか。」などです。

高校2年生のクラスでは、問題を解き終わった生徒が、終わっていない友達に教える姿が見られました。
将来先生になる生徒たちにとって、これは大切なことです。
わからない子に、どうやって教えるかが先生の腕の見せ所ですから。

午後からは、セミナー参加校のマヌエル・H・ペレス小学校を参観しました。
この小学校は、学校から歩いて行ける距離にあります。
この学校の5人の先生が、セミナーの参加者です。
そのうち4人の先生方の授業を見せてもらいました。
1年生は10までの足し算、2年生は2の段のかけ算でした。
どちらの学年の先生も、セミナーで学習したものを教材として使ってくれていました。
何よりも子供たちが元気いっぱいに勉強する姿が、とても新鮮でした。
最後にみんなを「高い高い」して、お別れしました。

2つの違った授業参観で終わった1日でした。




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