2009年7月31日金曜日

カルメン・エレラ小学校2009.7.30

今日は朝から雨。
と言うか、昨日の夕方から雨が降り続いています。
昨日行ったリオ・カニャーサス小学校が今日だったら、きっと学校まで来るまではたどり着かなかったでしょう。
そんなことを考えながら、予定時刻より20分遅れで出発。
それもカウンターパートのホセが、来ないのが一つの原因です。

車で約1時間ほどで、カルメン・エレラ小学校に着きました。
この学校は、学年2クラスの中規模小学校です。
私たちのセミナーに参加してくれた2人の先生のクラスにおじゃましました。

まずは、5年生担任のエリセニア先生。
残念ながら、クラスの10に近くが休みと言うことで、算す運授業は見せてもらえませんでした。
が、計算問題をかってに出させてもらい、子どもたちの計算力を試してみました。
3けた×3けたの計算はだいたいの子ができていました。
ただ、この問題は全員分かりませんでした。
3+2×6-4÷2
どの計算からするか分かっていないとできない問題です。

次に、4年担任のモニカ先生の授業を見せてもらいました。
今日は、2時間続きの算数の授業でした。
1枚目の写真の先生がモニカ先生です。
3けた×3けたのかけ算の問題を解く授業です。
彼女が出した2問の練習問題を解き終わった子どもたちに、練習問題を出してあげました。
たった10問。
パナマの授業では、練習問題がとても少ないんです。

問題はそれを解き終わった子たちが、することがなくてふらふらと出歩いたり、おしゃべりしてしまうことです。
たった10問でも、子どもたちにとっては多すぎると感じるのでしょうね。
たぶん、日本の同じ学年の子だったら、10分ぐらいで解けるでしょうね。

この後、急にもう一つの学校に行くことになり、そこの1年生の算数の授業をちょっと見せてもらいました。
この学校は、この町で一番大きな学校です。
1学年6~7クラスあります。
大きな学校というのは、私が見た限り、とてもうるさくて、とても行儀が悪い学校が多いです。
でも、この学校は違いました。
しつけも先生方がきちんと指導し、学級環境もよく、机もまっすぐで、子どもが授業を受ける態度も大きい学校とは思えないほどきちんとしていました。

お昼ご飯をごちそうになり、そこで校長先生(青い服)と一緒に写真を撮りました。

午後からは、セロ・プラタ小学校の6年担任のインディラ先生と、ミニセミナーの教材作りをしました。
彼女が行いたい授業は、小数の足し算です。
ガテマラの指導書をベースに、教材の絞り込み、教材作り、授業の進め方等の順に進めました。

こうして、この算数部屋でこんな仕事をしていけたら、とてもうれしいです。










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