2009年7月19日日曜日

全校清掃の日2009.7.17

朝、制服ではなく、Tシャツとジーンズの生徒ばかり。
「どうして?」ときくと、
「今日は掃除の日だからだよ。」と。
10時半から12時半まで、全生徒、全先生で、学校内をきれいにする、1年間でたった1日の日のようでした。

時間になり、クラスごとに作業を始めていきます。
窓を拭く生徒、床をはく生徒、モップがけをする生徒、机を運び出す生徒。机を拭く生徒たち。
でもこれが半分くらい。
残りの半分は、廊下で何もしないで話をしたり、通路のベンチに座っていたり、ただ教室の中にいたり・・・。

英語科のアレイダ先生は、生徒と一緒に教室の掃き掃除をしていました。
見ると、この教室の生徒のほとんどが掃除をしているではありませんか。
やはり、先生が一緒にそうじをすることが大切と言うことなのでしょうね。

60ある教室を全部回って、生徒と先生の働きぶりを見てみました。
先生のうち、一緒に働いていた先生は2人。
教室に先生がいたのは、20クラス。
何もしないでしゃべったり、新聞を読んだりしていた先生が10人ぐらい。
あとの先生はいったいどこに・・・?

という状況を考えると、生徒たちはよく働いているといった方がいいかもしれません。

私も一周しながら、ゴミを拾ってみました。
中サイズのゴミ袋がいっぱいになるくらい集まりました。
そんな脇のベンチで、座る3人の生徒たち。
その後ろには、ゴミが・・・。
何も言わずそれを拾う私。
何も気づかないのか話に夢中になる生徒。
その横の教室で一生懸命窓を拭く生徒たち。
その通路を何も言わずに通り過ぎていく先生。

教師って何を教える職業なのだろうと、袋いっぱいになったゴミを見ながら考えさせられた1日でした。

午後から、Tさんと分数の計算の指導法について話をしました。
こういう話を、ノルマルの先生と一緒にできたら・・・。

分数の授業を頼まれて、その授業の準備をするTさんの横で私は、ホンジュラスの3年生の算数の内容を調べていました。


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