2009年7月22日水曜日

校長の決断2009.7.21

今、行っている算数科の先生方への授業参観が難しくなってしまっています。
それは、授業を見ながら先生方の授業を評価しているからです。
評価と言っても、10の項目で、授業中生徒に考える時間をとっているか。黒板に書く字の大きさや色を考えているか。授業中に個別指導を行っているかなどの当たり前のことばかりです。
去年は、そんなことはしていませんでしたが、今年は生徒のためにもわかりやすい授業に心がけてほしいという願いもあり、形を変えてみたのです。
現在まで、12人中5人の先生の授業を見せてもらいました。
先生方の授業には座席配置など、それぞれ工夫もあり、先生方の授業にかける思いが伝わってきます。
しかし、数人の先生はこの授業参観をこばんでいます。
校長先生の許可証があればいいとも言っているようです。

そこで今日、算数科主任と一緒に校長室で授業参観の許可証を出してもらえるように頼みました。
校長先生の返答は
「NO」
授業を見せたくないという先生の授業は見ない方がいいと言うことです。

他の国のボランティアも同じような悩みを抱えているのでしょうね。
「ここは日本じゃないから。」とも言っていたようです。
そう、ここは日本から18000km離れた国「パナマ」です。

今日も生徒の質問に答えました。
今日の生徒の質問は、少数の足し算と引き算でした。
12.3+0.06+1.034
です。
マス目のノートを使って小数点の位置をそろえて足していくというポイントを教えると、生徒たちはよくできるようになりました。
たったこれだけのポイントを教えただけなのに、生徒たちは笑顔で教室に戻っていきました。

今日はちょっとぐちっぽい内容ですみません。

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