2009年7月29日水曜日

2つの小学校へ2009.7.27

早朝6時半出発。
待ちに待った日が来ました。
算数セミナーに参加した先生の学校を見に行く日です。
すでに3つの学校に訪問していますが、今日は同じ県内でも、山の中の学校に行きます。
教育省の車で走ること1時間半。
まずはラ・マタ小学校に到着。
5,6年生の学級だけ複式で、合計5人の先生が教える学校でした。
セミナーに参加してくれたルス先生は、小学1年生担任で、この学校の校長先生も兼ねています。
この日の算数の授業は、10のまとまりを考える内容でした。
授業が終わってから、子どたちを集め、10個のブロックを使って、合わせて10になる数についてミニ授業をしました。

この学校の全校児童による朝会では、私もあいさつさせてもらいました。
整列や話を聞く態度、集会後に教室に並んで帰る様子など、日本の学校に負けないくらいきちんとしていました。
遠い子は、2時間くらいかけて山道を歩いて通ってくるのだそうです。
多くの子がサンダルで登校してきます。
泥だらけのサンダルを見ていると、この子たちのために、私ができる精一杯のことをしてあげたいと思うようになります。

次に訪れたのは、来た道を20分ほど戻ったところにある、セロ・プラタ小学校。
セミナーに参加したインディラ先生は6年生の担任です。
授業は、起立、礼から始まりました。
この学校も小さく、6年生は12人でした。
今日の学習は、千の位までの足し算の文章問題でした。
問題を書いた後、子どもたちに場面絵を描いてから、式を立てるように指示していました。
私たちのセミナーで学んだことを生かそうとする姿勢を感じ、うれしくなりました。
筆算が苦手な児童へ、個別に指導して、最後にノートを集めて、休み時間にそのノートをチェックしている姿を見て、日本と同じような感じがしました。

午前中で授業は終わりですが、長い帰り道、お腹がすかないように大きな器いっぱいのお昼ご飯がでます。
この日は、ご飯に豆を混ぜたものに魚(肉)を煮たものをかけた昼食でした。
みんな、教室の自分の机で、行儀よく食べていました。

次のミニセミナーで何をするかを考えて授業を見せてもらいました。
今週の水曜日と土曜日に、ミニセミナーの打ち合わせをノルマルでします。
彼女たちのために自分が役に立てることが、とてもうれしいです。








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