2009年5月4日月曜日

中田先生の授業2009.4.30

私のホンジュラスに来た最も大きな目的だったのが、この「公開授業」を見ることです。
授業をしたのは、テグシガルパの国立大学です。朝8時から午前中だけ、公開授業と授業の反省、意見交換会という順に進められました。

授業のテーマは、「分数」です。ちょうど導入のところを見せてくれました。現地の5年生たちを相手に日本式のやり方で、通訳を付けての授業が、1時間ほど続きました。
筑波附属小の中田先生が子どもたちの学ぼうとする意欲をゲームをしながら引き出し、途中でポイントを押さえながら進めた分数の学習は、私たち算数ボランティア隊員ばかりでなく、現地の先生方の心をもつかんでいました。

この研修会の後、バスで1時間ほどのおみやげ屋さんに行きました。それも、明日の午後の便でパナマに帰らなければならなかったためです。
メキシコで発生した「豚インフルエンザ」は、中米に広がる可能性が高いということで、JICA事務所からの帰国命令が出ました。4/30日には、メキシコ隊員すべてが日本に帰国したようです。

ホンジュラス最後の夜は、隊員連絡所でホンジュラスの伝統料理をつくってもらい、ホンジュラスビールを飲み、ホンジュラス隊員に別れのあいさつをしました。
この研修中、ガテマラのNさんと一緒に行動しました。最後に二人で一枚。彼女は、茨城県の中学校の英語の先生です。
また、訓練所のとき、同じ生活班だったSさんとも会えたので、一枚。彼女は、ホンジュラスで音楽の先生として活動しています。「サルサ」(という踊り)がとても上手なんです。

こうして、ちょっと飲み過ぎた最後の夜が過ぎてゆきました。

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