2009年5月15日金曜日

生徒のデモ2009.5.14

朝、7時半過ぎから2時間、算数セミナーを手伝ってくれるサルバドール先生(黄色いシャツ)と打ち合わせをしました。
サルバドール先生に手伝ってもらう内容は、「100までの数」です。アイスの棒をつかみ取りし、どうやったら早く正確に数えることができるか考えるところから授業を組み立てていきます。

話をしていると急に算数部屋にネレイダ先生(紫色の服)が入ってきて、私もセミナーに協力したいと。彼女はサルバドールの奥さんなんです。
このセミナーのために作ったブロックを使った10を作る練習をしました。「これはいい。」と喜んで使い方を覚えてくれました。

10時になると、外が騒がしくなってきました。これからこの学校の全生徒と全教師とのデモが始まるようです。この学校を卒業すれば、小学校の先生の免許がもらえます。でも、他の大学でも単位を取れば同じく小学校の免許を取ることができるのです。
生徒や先生は、他の大学が簡単に免許が取れることに怒っているようです。
この学校の生徒は、数か月にわたって教育実習に行きます。でも、他の大学では1か月ほどで終わりのようです。これもおかしいというわけです。
生徒の前を手をたたきながら歩いている女性がいました。何と、校長先生ではありませんか。
校長先生みずから、このデモを進めているようです。それくらい、この学校にとって大問題なんですね。






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