2009年5月8日金曜日

4+6÷2は?2009.5.7

午前中の空き時間に、算数主任のホセ先生が算数部屋に来ました。
「ケイ、聞きたいことがあるんだけど?」と。
聞いてみると、
4+6÷2はいくつ?
という問題でした。
日本のみんなだったら、こんな式を立てますよね。
 4+(6÷2)
=4 +3 =7
でも、ホセは言います。
クラスの生徒に、+や-よりも、×や÷を先にするんだよという意味を説明するのにはどうしたらいい?と。
そこから、約1時間の説明が始まりました。
時折、そばにいたTさんの助けをかりながら・・・。
私が言ったことは、まさしく日本式の「考える算数」、「場面を絵に描いて立式する算数」です。
本当に、日本の算数って進んでるんだなぁって感じた時間でした。

こんな問題はみなさんはできますか?

Q;1kg200円のさとうがあります。これを3kg買うといくらでしょう?

この問題では、何を使うでしょう? 割り算でしょうか?
ちがいます。かけ算ですよね。
式は、200×3  答えは600(円)です。
この問題は、ある進学高校の2年生が出来なかった問題です。
分かりましたか。日本の算数がどんなに進んでいるかということが。

私は、そんな生徒たちに算数を教えています。

0 件のコメント: